日刊せみなりーBLOG
命…
更新日:2013/12/01
今月は、
小学校の学習発表会が多かったらしい。
うちのカッコマンH君の愛娘Sちゃんも、
『魔女の宅急便のキキ役です』
と、主役で出た。
『でも、三人キキがいる』
それは、
現代の学習発表会事情だからね。
うちの娘たちの学芸会を思い出した。
そう、長女までは、学芸会だったと思う。
次女は、魔女の宅急便のお母さん役、
三女は『母さんの木』と言う話のお母さん役だった。
母さんの木は教科書に載っているお話で、
七人の息子が次々と戦士していく悲しさを、
そして、最後に、
その悲しさを乗り越え、『人間には誤りを正す勇気がある』
で終わる感動的な劇だった。
見ていた大人たちがみんな、泣いた。
母親にとって、
子どもの命ほど、大切で、愛おしいものはない。
父親も子どもを愛しているだろうけれど、
自分の体内で、自分の血で育て、
産んだ後も寝ずに育てるのだ。
母乳も血液だ。
先週、
1歳4ヶ月の孫がRSウイルス肺炎とノロウイルスの両方に患い、
入院した。
母親である次女は、
酸素吸入をして、
ぐったりしている写真を何枚も送ってきた。
そこに、次女の不安が見て取れた。
今日になり、やっと、孫の病状は安定し遊ぶようになった。
『何回も最悪の事を考えたわ』
娘がほっとしたのか、メールをよこした。
そうなのだ。
子どもが病気になると、母親は死ぬほど心配になる。
当たり前だ。
母親にとって、子どもは自分の命以上の存在なのだ。
この命、無くしてなるものか。
全ての母の思いだ。