本日は、街ランチだ。
用事を先に済ませ、遅いご飯。

迷ったあげく、
丸井さんのお蕎麦屋さんに入った。

まだ、混んでいるが、
四人がけのテーブル席へ。

お隣は、
上品なご婦人お二人と、老紳士。

『やっぱり、東京がいい？
こちらも、悪くないわよ。』

東京弁で、ご婦人が話をしている。

『東京のランチは、
美味しくないお店でも並ばないと食べられないわ。』

そうそう、その通り！

三年前、
研修で1週間、日本橋のビルにいた。

何が困るって、
昼ごはんが困った。

回りは、
知らない人ばかりだから、

昼ぐらい、外に出よう！
と、出ては見るものの、

どこも、長蛇の列、
サラリーマンが、

ズボンのポッケに手を突っ込んで、
並んでいる。

いやあ、昼から並ぶのは……
なんて考えて、探せど探せど、どこも長蛇の列。

やっと、入ったら、
なぬ！これでこの値段！

というより、
この味でレストラン？！

何度、憤慨したことだろうか。
東京にも、

安くて美味しいお店はいっぱいあるけれど、
ビル街のランチでは、見たことがない。

その点、札幌は素敵！
丁度いい都会だもん。

なんて、思っていたら、
お隣の東京弁のご婦人たちに、

お蕎麦が運ばれてきた。
『美味しいお出汁ね。鰹の味が効いているわね。』

私の鍋焼きうどんもきた。
さてと、平日の街ランチ、

ゆっくり頂こうか。