日刊せみなりーBLOG
惹かれるなあ………
更新日:2013/12/08
近頃、
町は人で出来ている…
と感じる。
例えば、小樽………
昨日は、
小樽民家再生プロジェクトのお仲間と会議&忘年会だった。
会議の冒頭、
『忘年会の前に500円試飲会に行きましょうよ』
小樽商科大学卒、小樽大好きTちゃんが言った。
『何それ?』『遠藤商店がワインの試飲会をらく天で開くんですよ』
『楽天?ネットの?』『違います。らく天と言うお店です。』
ふうん、面白そう!早く会議をして行きましょうよ!
となった。そのお店は、
アーケードから横道に入った絵になる一角にあった。
味のある狭い店内は、
試飲客でいっぱい、美味しいつまみが並び、
ワインもずらり、みなさん知り合いなのか、
気さくだ。
『みなさん、500円の飲み放題では、ありませんよ〜』
主催者店主が叫ぶが、
みんな、わははははは。
でも、買わないのはルール違反、
と、三本買った。
『消費税はいらないです。小銭が面倒だ』
これまた、店主。
お米屋さんからワインまで扱う遠藤商店の店主も面白い。
ほろ酔い気分で出かけた【インポート】
新倉屋本店近くのお店は、
高いセンス性の店内だけれど、
気取りが全くない。
美味しいワインとお料理を食べながら、
このお店のホームページに書いてあった、
【新日本の料理】についてマスターに聞いて見た。
『どんな意味?』『深い意味はないよ、でも、ホームページのどっかに書いた』
照れ臭そうに、
すぐ、いなくなった。
小樽の人たちは、シャイが多い。
人がいいけれど、ベタベタしない。
優しいけれど、笑いすぎない。
そして、あずましい。
三件目のBARで働いている女性に聞いた。
『ずっと、小樽?』『はい、昼間は札幌で働いて、夜はここ』
『小樽がいいの?』『そう、小樽がいい』
都会なのに田舎、田舎なのに都会。
不思議な空間、小樽は、
そこに住む住民たちが作る現在の夢空間だ。