日刊せみなりーBLOG
不甲斐なさより
更新日:2014/01/10
明日の土曜日は、
市内の現場予定だったが、
『ラガーマンM君、
ごめん、熱がまた、上がっちゃって、
明日の現場、誰かと代わって貰えないかな?
モゴモゴN社長も治した方がいいから、
出来れば、二人………』
と、変更のお願いをすることになった。
元旦から引き始めた【孫風邪】は、
初老夫婦直撃だ。
『そりゃあ、大変だ。いいすよ』
手配リーダー、ラガーマンM君が言った。
『俺、行きますよ。』
早起きO君が、すかさず名乗りを上げてくれた。
助かる〜
『俺もいいすよ。
でも、
明日片付けようと思っていたことを、
今日したいから、
午後から休みを下さい。』
スノーマンK君が言った。
助かる〜
三連休だから、
それぞれの用事がある。
言いにくかったけれど、
まずは良かった。
熱を出し、
仕事のスケジュール変更がある時は、
いつも、
看護婦時代の事を思い出す。
今も、
看護師さん不足は深刻らしいけれど、
昔は、学校も少なく、もっと深刻だった。
予備要因なんていないから、
何が困るって、
夜勤の発熱だ。
『えええ!!!???九度もあったのに、
深夜勤務をしたの?!』
なんていう友人はザラだった。
でも、私は根性なし、
それも、
熱が上がるまでの時間が、
我慢できないほど、辛い。
(なんか、調子が悪いな、)と思って望んだ準夜勤務、
申し送りと呼ばれる日勤勤務者からの患者さん情報を、
聞くどころではなく、
そのまま、バタン!
『むっちゃん、無理だわ。誰か、夜勤できる人いない?』
誰かいない?って、もう夜勤は始まっているのに…
『婦長さん、私、出来ますよ。このまま残ります。』
日勤の友人が言った。
助かった〜
正直な思いだった。
でも、自分の不甲斐なさも情けなかった。
具合の悪さと不甲斐なさで、
トボトボ帰ったのを覚えている。
さあ、折角の休みに現場を代わってくれた、
早起きO君とスノーマンK君に素直に感謝し、
今日は寝よう。
不甲斐なさを嘆くより、
体力の温存回復が最重要課題と
分かる年になったようだ。