アスベスト診断士のホンワカH君は、
明日明後日と開かれる研修会で講師を務める事になった。

『どう言う風に話すと分かりやすいかな』
やる気満々で、準備中だ。

アスベスト（石綿）は、
中々やっかいで、

『どうも、この建物には、
アスベストが使われている可能性が高いです。』

となると、
単純に壊すとはならず、

ホンワカH君などの、
アスベスト診断士が活躍する。

その具体的な調査等に関するところを話すらしい。
『がんばってね！』

『あ～早く時間が過ぎればいいのに・・
おまけに、講師は2日目だから、

明日の交流会はゆっくり出来ないよ～』
同じ業界の色々な方たちが見える研修会なので、

交流会も重要。
で、社員はみんなで行く事になった。

ので、私は、
電話番をする。

『協会のO事務局長に、
セミナリーの新年会みたいだなと言われました。』

よいよい・・
みんなで学んでみんなで交流、

おまけに、
社員も講師だ。

もちろん、
モゴモゴN社長も稚内の営業から、

駆けつける予定だ。

誰かに何かを伝える講師は、
中々難しい。

おまけに、
眠くならないように・・・・

どんなに良い話でも、
寝てしまわれたら、

話していないと一緒だから。

『むつみさん、
講師は交流会費はいらないそうです！』

ホンワカH君、了解ですよ！
頑張って、みなさんにアスベスト調査の話をしてきてくだされ、

一社の知識から、
業界の知識に広める事が、

セミナリーの強さになるから。

少しずつ、
社員が大きくなっていく・・

大きな会場での挨拶は苦手なホンワカH君だけれど、
専門分野の講師は、

嫌ではなさそうだ。
がんばって～期待大！だ。