日刊せみなりーBLOG
汗の結晶・・・
更新日:2014/01/20
今日は、
旭川と函館に納品に行く日。
ラガーマンM君は朝早く函館に立ち、
ホンワカH君は朝会の後、旭川に行く。
ホンワカH君は、
段ボール箱4箱を玄関に積み上げ、
『わあ~これを運ぶのが大変だあ~』
と叫んだ。
なんでも、
今日行くお役所は、エレベーターがないらしい。
『三階まで運ぶのはゆるくないですよ~』
段ボール箱には書類がびっしり詰まっている。
みんなの汗の結晶だ。
それを見ていたモゴモゴN社長が、
ぼそりと、言った。
『おい、忘れてきた荷台がないか、
見てきてくれ~』
?荷台?何のこと?
『それがですね。
前回、モゴモゴN社長が、
カッコマンHさんから頼まれて旭川に書類を運んだんですが、
その時、
荷台を役所に置いてきてしまったらしいんですよ。
それで、あるかどうか、聞いてきます。』
うちの会社には、
そのダンボールを運ぶ荷台があるのだが、
モゴモゴN社長は、忘れてきたらしい。
あら、何も聞いていないわ、
と思ったけれど・・まあ、いいか。
『会社の名前を書いているの?
わからないんじゃない?』
『いやあ~仲良しさんに聞いてみます』
ホンワカH君は優しい。
モゴモゴN社長の忘れ物を、
捜しに行ってくれると言う。
おまけに、
捜しに行くお役所は、今日行くお役所ではなく、
エレベーターのあるお役所だ。
『さあ~行くかな~ダンボールを一個ずつ、
三階まで運ぶかあ~』
もう一度、
気合を入れてホンワカH君は、
出発した。
しかし、それにしても親切なホンワカH君だ。
今回は荷台の使えない場所に、
ダンボールを担いで納品するのに、
荷台を使える場所に納品し、
その荷台を忘れてきたモゴモゴN社長に代わって、
荷台を捜しに行ってくれるという。
優しい・・・
最も、
これから荷台がないと困るもんね。
函館に行ったラガーマンM君からは、
『無事、納品が終わりました。これから帰ります』
と連絡があったけれど、
ホンワカH君からはまだ連絡がない。
荷台を見つけたら、
次は荷台が使える現場があたるといいね。
汗を噴出して、階段を上がるホンワカH君の姿が、
目に浮かび、
私の心臓が動悸した。