日刊せみなりーBLOG

人生…か

更新日:2014/02/12

昨晩は、
夫を残し一人会食に出かけた。

ご一緒するのは、
給食外食チェーン店の男性社長Nさん、

不動産会社の女性社長Sさん、
そして、女性弁護士S先生だ。

Nさんの講演会を開いたご縁で、
食事をすることになった。

『N社長は室蘭出身?
わあ、同時期に室蘭にいたんですね。

じゃあ、中央町ですれ違っていたかも!』
室蘭の看護学校を出た私はびっくり!

N社長の人生は、
行動的で破天荒だが、けして、無謀ではない。

弁護士のS先生は、
学習院出の秀才だけれど、

これまた、
数奇な人生を送っていた。

そして、不動産会社のS社長も、
わおう!の人生だった。

でも、みなさんに共通なのは、
前向き、後悔しない、明るい、くじけない……

だから、5時間近く、
飲んで、食べて、しゃべり、聞き続けているのに、

全く飽きることがなく、
楽しいのだ。

いろんな人生があるんだなあ、
つくづく思った。

昔、私の務めていた病院は、
【患者から学ぶ看護】というのを理念に掲げていたが、

若い私はよく意味が分からなかった。
お腹が痛い、苦しい、辛い、を聞くことかしら?

すると先輩は、
『人生を聞きなさい』と言う。

ふうん、人生ね。
三人の娘を育てながら、走っている私には、

中々【人生】を聞く余裕はなかったが、
私の人生も色々あって、

気がつくと、
畑違いの仕事をしていた。

でも、
昔取った杵柄は忘れ難いのか、

仕事で会った方々と、
何気に『どんな風な人生だったのかしら?』的な話をする。

みなさん、
その土地で一生懸命に生きておられる。

昨晩の素敵な友人たちも、
今は経営者と言う立場で生きておられるけれど、

一生懸命に生きてこられた方々で、
私には、想像ができないような人生だけれど、

【一生懸命に生きるって、やっぱり素晴らしい】
と感動した。

私は今頃になって、
患者から学ぶ看護の意味が少しわかって来たように、

思う。そして、
今だったら昔より数倍良い看護婦さんになれるのに、

と、
白衣に戻った自分を想像したりするが。

でも、
今の仕事も、様々な人生から学びながら、

成長することが大事か、
社員、友人、家族、仕事であった方々………

そうだよねえ…
カクテルに酔った頭で考えた昨夜だった。

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