北海道職員から、
第二の人生でうちの会社に入った穏やかOさんは、

数ある会社のイベントに参加しつつ言った。
『体育会系の会社ですね。』

そうかもしれない。
でも、学生時代や高校で、

がっつりスポーツをしていた社員は、
少人数だ。

ただ、
明るく元気にチームで動こう！

が、好きだ。
フットワークもいい。

だから、
【社員みんなで、採用活動！】が始まり、

『参加できる人は面接に参加しよう』
になり、

少人数の会社だから、
面接しながら電話を受けるという、

余り見かけない面接風景になった。
が、一人だけ休日しか面接に来られない方がおり、

『祝日だから…管理職で面接をしようか』
と、勝手に決めたら、

怒られた。
『ここまで、一緒にやってきたのに、なぜ、管理職だけ？』

『休みに出て貰うんでもいいの？』
『もちろん！』

嬉しかった。

仕事の仕方も変えた。
以前は、細かく仕事の担当を決めて、

それぞれが自分のテンポで仕事をしていたが、
今は違う。

全ての業務を張り出し、
どこの業務の何が終わって、何が終わってないのか、

みんながわかるようにし、
次に何をやったら、うまくいくか、

それぞれが考え、
力の限り頑張る。

だから、
リーダーが出張で会社を開けて、

帰ってくると、
『えええ！！！ここまで終わったの？！』

感動もんだ。
もちろん、やばいぞ！の時は、

声を出す。
自主的にチームで仕事をする。

『製本がやばいぞ！』
『あ、俺、製本に入ります』

こんな感じだ。

むつみさんもそのチームの端くれにいる。

体育は大っ嫌い。
外より中、

運動会より弁論大会、
スキーより温泉！

でも、
体育会系補償セミナリーの、

チーム仕事と、
遊ぶぜええ！が大好きだ。