日刊せみなりーBLOG
いくつになっても・・本性はでるか・・
更新日:2014/03/12
3月から中途採用になった新人U君の指導役は、
ホンワカH君だ。
『わからないことがあったら、直ぐ聞いてね。
一度聞いた事でもいいからね!』
おおお!!!
なんと優しい!
でも、
新人U君も必至である。
『すみません。ホンワカHさん、
手が空いたら教えて下さい・・』
『いいよ、大丈夫だよ!』
ホンワカH君が、すぐ返事をしている。
素晴らしい!
と、
自分の昔を思い出した。
私は、
看護婦として社会人生活をスタートしたが、
仕事を覚えた頃の記憶は余りない。
あるのは、
同期の看護婦と廊下で(どうしよう・・)と、
立ち止まっている姿と、
初めての夜勤で、
暗い窓ガラスに写った白衣の自分を、
(私、本当に看護婦になったんだ)
と見つめている姿だ。
なんとも頼りない。
では、
後輩を指導していたときは、
どうだったであろう?
ホンワカH君に劣らず、
優しかったと思っているのだが・・
先日、
思わぬ事に短期入院した。
色々あって、
尿カテーテルなるものを入れた。
尿道に管を入れて、
自然におしっこが袋に溜まるもの、
見たことがある方、
若しくは、されたことがある方、もいるかも・・
あれが、気持ちが悪い。
『後、4時間の辛抱です』と看護師さんに言われたが、
4時間後アクシデントがあり、
『もう後、4時間我慢して下さい』となった。
待ちに待ったその4時間後、
看護師さんが言った。
『朝の回診まで、ベット上安静なので、
このまま、管を入れておきます。』
え?なぜ、ですか?
『便は差込便器でしてもらいますが、
おしっこも毎回、便器を差し込まなければなりませんから。』
それ以外に、
尿カテーテルを入れておく理由はありますか?
『いいえ、ありません・・・』
では、抜いて下さい・・・。
私は、ベットで排尿する方がまだ、いいので・・
ついつい、
看護婦時代の癖がでた。
それも、後輩に、
『それをする目的と意味は何?』
と聞いていた時の言い方だった。
あああああ・・・・
嫌な患者だと思われたろうな・・・
ホンワカH君は、
あくまでも優しかった。
新人U君も、真剣に真摯だ。
私・・・
結構きつい・・先輩だったかも・・
今頃・・反省だ・・・。