日刊せみなりーBLOG
母の日……
更新日:2014/05/11
今日は母の日だ。
娘たちから、ありがとう!メールが、
LINEでやってきた。
嬉しいことだ。
娘三人を持った幸せを味わう。
午後からは、花を買って、
母を訪ねた。
『Mから、紫陽花の鉢が届いたの』
母が言った。
Mは私の長女で豊田市に住んでいる。
私は、看護婦から始まって、
ずっと働いてきたから、
子育ては、母や父、
挙句は姉や叔母たちの力も借りた。
おかげで、
三人の娘たちは、たくさんの愛の中で育つ事が出来た。
特に、私の母は、
娘たちにとって祖母以上の存在で、
長女Mは、
母の日には、欠かさず私の母にプレゼントをしている。
『九州の紫陽花なんだって、綺麗だわ』
北海道では見たことがないガクアジサイだった。
Mからのプレゼントに、
私の花は影が薄かった。
家に戻り、テレビをつけると、
【北の国から遺言後編】が流れていた。
何回か見ていたが、
何気に夫と見た。
『もう12年も立つんだね』
覚えている場面が映し出される。
何度も泣いた場面で、また泣いた。
覚えているセリフもあったけれど、
改めて、良いことを言うな、
と感動した場面もあった。
奥が深いドラマだけれど、
伝えなければならないことは、
きちんとセリフになっていることに気がついた。
今のテレビドラマには、
ないかもしれない。
見終わって、
心がほっこりした。
良いものは、
自分の成長によって感じ方が変わってくる。
12年前と、
私たちの置かれている状況が違うから、
悲しみや喜びや感動を、
12年間経験した分、
北の国からのセリフに心が、
頷いた。
親がいる幸せを感じる。
そして、夫や娘たち、家族がいる幸せ、
『洗い物、俺がする』
夫が台所に立った。
今日が母の日だから、
洗い物をしてくれたのではないだろうけれど、
ありがたく、
していただくことにした。