日刊せみなりーBLOG
会社選びは…
更新日:2014/05/12
今の時期、我が会社は、
『私どもでお手伝いできるのであれば、
馳せ参じます』と言う仕事がある。
もちろん、サービス出張。
お役所がお客様だから、
全道のお役所に、馳せ参じる。
ラガーマンM君は、釧路中標津の旅、
カッコマンH君は、
旭川と相成った。
ホンワカH君は、
後半組で、
今日は大事な役目、
来年の新入社員候補の皆さんの企業訪問担当だ。
『今日の午後から三名来ます。
資料を作らないと……』
朝から、パソコンをぴょこぴょこ。
『そうだ、モゴモゴN社長もちょっとだけ顔を出してください。
やあ、よく来たね。みたいな感じで、
好印象になるから』
なるほどね!
モゴモゴN社長がモゴモゴ長く話すより、
グレーの髪をフサフサさせて、
『いらっしゃい』という方が、
よほど良い印象だと、
みんなは知っているのだ。
本当は、この担当、
ラガーマンM君の予定だったが、
釧路方面に馳せ参じちゃったので、
ホンワカH君にバトンタッチされたのだが、
私は適任者だと思っている。
もちろん、
ラガーマンM君でも、
カッコマンH君でもいいけれど、
ホンワカH君の持っている、
明るく元気の良い声と笑顔は、
人の緊張をほぐすから、
会社訪問に来た学生さんたちも地を出しやすいだろう。
どんな職場で仕事をするかは大事だ。
私は昔、
看護婦としてどこの病院で働くか、
迷っていたが、
叔母の勧めで奨学金をその病院からもらうことになった。
でも、不安だった私は、
ちょうど具合が悪くなったので、
その病院を受診して見ることにした。
オンボロ病院だったが、
廊下の待合に座る患者さんに、
看護婦さんは優しく声をかけ、
患者さんも看護婦さんに気楽に声をかけていた。
そして、処置室で待っていると、
一人の看護婦さんが、
もう一人の看護婦さんに言っていた。
『昼の先上がりでしょ、キリがないから上がりな、
あとは私がやるから』
いいな、と思った。
働くもの同士が助け合っている職場はいい。
声を掛け合っている職場はいい。
ここに決めよう!と思った
それから、
15年近く私はその職場で働いた。
色々あって、退職したけれど、
今でも、あの病院で学んだことが、
私の社会人人生の基礎になっている。
あの当時のあの病院に負けないくらい、
団結した良い職場だと、
セミナリーの事を思っているけれど、
感じてもらわないことには、………
今日は私用で早退したが、
会社訪問の結果は如何に?!
明日、報告を聞くのが楽しみだ。