日刊せみなりーBLOG

寄り添う事…

更新日:2014/05/13

昨日と今日、
用事があって有名大病院を訪れた。

自分が患者ではないけれど、
初めての病院であり、

昔の商売柄、
興味深々だった。

会計まで機械化されたその病院の外来には、
看護婦さんがいなかった。

事務員さんが検査の説明もしていた。
昔、私が看護婦をしていた時、

『外来に看護は必要か』
と言う議論が冗談でなされたが、

それが現実になっていた。
うーん、複雑な気分だった。

病気の不安を抱えた患者さんに、
寄り添う人は誰なのかしら?

不安げに診察室から出てくる患者さんたちを見ながら、
外来で働いていた当時の自分を思い出していた。

その話を友人にしたところ、
『お客様に寄り添うって、どんな仕事でも必要だよね。』

と、言われた。
お客様の不安は何か、

何を求めているのか、
寄り添おうと思う事で、見えてくる。

というのだ。
彼女は、インテリアデザイナーだが、

初めてお客様に寄り添うことを意識して仕事をし、
その深さを実感して、

それから仕事が変わってきたと言った。

なるほど……
寄り添うことを、

看護の基本において仕事をしていたが、
それは、看護の特権ではなかったのだ。

そう考えると、
うちの会社の仕事も同じだ。

困っているお客様に出会えば出会うほど、
一生懸命になってしまう社員もいる。

『あのさあ、それはうちの仕事ではないでしょ!』
ついつい、私は冷たく言ってしまうけれど、

お客様の欲しているものを、
トコトン追求する姿勢も必要か。

お客様と当社の関係を、
ホームページの採用情報に、

『私たちはお客様の影武者となって…』
と言う表現をしたら、

モゴモゴN社長からクレームが来た。
『影武者ではない。パートナーだ』

私は、自分たちがお客様と一体に見えるほど、
お客様の真意に答える、

と言う意味で使ったんだけれど……

まあ、どっちでも一緒か、
お客様にしっかり寄り添うと考えれば……

と、
うちの男性社員の姿を想像し、

やっぱ、寄り添われるのは、
女性がいい!

男性社員は影武者で行こう。

お客様、当社の社員は皆様の影武者となって、
びったし、ご一緒しますよ!

いかがでせうか!?

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