暑い・・・・
6月上旬で真夏日・・・・の予想だった。

朝から、
会社の窓を全て開け放ち、

南側のブラインドは締め、
さあ！がんばるわよ！

と仕事を開始。

本日は現場組が多いから、
社内には、数名・・・

人が少ないのが救いか、
などと思いながら、

頭の中では、
（冷房はいれないで、おきたいわ。

だって、6月上旬よ！）
を繰り返していた。

これからが、
冷房闘争の始まりだ。

暑さに弱いわ、冷房賛成派！と、
寒さに弱いわ、冷房反対派！にわかれ、

戦いが始まる。
もっとも、戦いは穏やかで、

多くの場合、
冷房賛成派が勝利を収めるのだが、

本日は、
冷房賛成派が少数のため、

私の勝利は確信していた。
が、昼前、出張中のモゴモゴN社長から電話がきた。

『冷房を入れるなら、室外機のカバーを外せよ』
『冷房は入れていないよ。』

『なに！この暑さなのに！
午後からもっと、上がるぞ！』

うーーーと心が、動揺・・・。
見ると、早起きO君は汗だくだ。

ラガーマンM君は真っ赤な顔。
いやいや・・頑張れる。

うちの会社は、社員から、
『新人採用には社屋が不利！』

と言われる木造二階建、
外壁はサイディングだが、

冷房好きの初代社長とモゴモゴN社長が、
トイレと給湯室以外全部に冷房をつけた。

暖房は、
FF式ストーブなのに、

２階事務室の冷房は、
天井から吹き出すご立派なものだ。

それも、二機もついている。
冷気がさあーと吹き出すと、

暑がり屋さんは、汗が引くけれど、
寒がり屋さんは真っ白だ。

いやいや・・いれまいぞ！
まだ６がつ！

と思った瞬間、
ラガーマンM君が、ワイシャツをズボンから出して叫んだ。

『暑い！』
『冷房、いれるかい？』

負けた・・・

『一個だけ、入れよう。さあ、窓を閉めるわよ・・』
パタパタパタ・・物凄い勢いで窓を閉め、

エアコンON！
設定温度は２６度だ。

今年度、冷房初日は６月３日・・・
早かった。

現場組は上ノ国、
札幌よりは気温が低いけれど、

外部の調査は大変だろう。
冷房を入れるの入れないのなんて、

贅沢ね。
と思いつつ、（明日も早く来て・・窓をあけよう）

と、冷房拒否を模索中。

北海道の短い夏は、
ちょこっと、早めに来たようだ。