日刊せみなりーBLOG
セーラー服は…
更新日:2014/06/09
今日は朝から、
ラガーマンM君と営業に回った。
ラガーマンM君は技術者だから、
技術者として、こんにちは。
私は、
営業でこんにちは。
変なカップルだけれど、
お役所を回るとそれなりに目立つから、
ニコニコしながら、こんにちは。
で、駅前で解散しそれぞれの用事に向かった。
昼過ぎ、
用事を済ませた私は一人地下鉄へ。
あれ?昼過ぎなのに、セーラー服姿が目立つ。
試験なのだろうか。
あら、可愛いセーラー服ね、
と思って見たら、
私の後輩たちだった。
後輩と言っても、ものすごく後輩だ。
黒い線が三本入ったセーラー服で、
ネクタイも白に三本線、
リボンの子たちもいる。
靴下を見たら、
黒いハイソックスだった。
大昔を思い出した。
私の母校は中高一貫教育だ、
でも、制服は一緒、
左腕の刺繍で中学生か高校生かが分かる。
私たちは、みんな、
その夏のセーラー服が気に入らなかった。
みんなというのは、
語弊があるかも知れないけれど、
その頃流行っていた、
ボックススカートにベストと言う制服に憧れていた。
お嬢様学校だったけれど、
生徒会は元気が良く、
結局、由緒正しいセーラー服を変えることに成功した。
どんな制服がいいかは、
確か、生徒から募集したように思う。
そのセーラー服変更の理由はもう一つあった。
ソックスが黒だったのだ。
生徒たちは、黒いソックスへの反発が強かった。
新しい夏の制服には、
白いソックスと決まった。
それから、
何十年もの月日が流れ、
再び後輩たちは、
制服を変えた。
昔と同じセーラー服で、
黒いハイソックスになった。
ただし、
上着のカットがスマートで、
ネクタイもリボンも可愛い。
ハイソックスには、学校のFのマークが、
入っていた。
洗練されたセーラー服になっていた。
じっと見ていたから、
生徒たちは怪訝な顔をしていたが、
ふと、あの時の若い青春時代を思い出した。
全校投票までして、
セーラー服をボックス型に!
黒いソックスは白に!
と、一生懸命になったのは、
あれは何だったのかしら?
今は、
可愛い制服のところに生徒が集中するらしい。
制服を変えることが、
自己主張であるかのように思っていたあの時代、
先生も大変だったろうなと、
思う。
と同時に、心は中学生にタイムスリップ!
このセンスの良い可愛いセーラー服を、
着て見たい!
大先輩のおばさんは、心からそう思った。