日刊せみなりーBLOG

現場引退間近?

更新日:2014/06/12

来週一週間の現場日程が決まった。
全て、山の木の調査だ。

場所は、銭函と知内。
『私は、ちょっと現場は無理だわ』

遠慮気味に言ったら、
ラガーマンM君が、え?みたいな顔をした。

『あのさあ、口は元気だけれど、
身体はふにゃらなのよ』

ラガーマンM君は、
ほんとかい?と疑いの眼差しだったが、

『わかりました。』
そして、『終わるかな〜・終わるかな〜』

と、何度も言った。
私は、木の調査を担当して長い。

日頃は軟弱な私だけれど、
仕事となると熊もこんにちは!の山にも入っていたが、

三月から一病息災になり、
体力が戻らず、

無理だわ!発言となった。
それでも、ギリギリまで行けないか?

と、行くことを前提に考えていたが、
無理を悟った。

山の木の調査は、
場所も広く 、調査期間の設定は中々難しいが、

今までは私が仕切ることが多かったので、
そんな時はラガーマンM君も、『 大丈夫ですって』

と笑っていたけど、
私も行かず、自分で仕切るとなると、

不安らしい。
私的には、みんなのパワーを考えると、

楽勝だと思っているのだが、
毎日、ラガーマンM君は、『終わるかな〜』と、

つぶやいている。
私も行きたいのは山々だ。

山の木の調査は大変だけど、
みんなで一緒にさあ大変!なので、

一体感が半端じゃなく、
それはそれで楽しい。

その輪の中に自分がいない事が、
寂しいのも事実だ。

『虫刺されの薬も持った?』
『ホッチキスがだいぶ傷んでいるから多めに持ってよ』

『ホッチキスの針もたくさんいるから』
『テープと水糸は……』

ついつい老婆心が出て、
準備をしているビベロYちゃんに口が出る。

『は~い、準備しました』
ビベロYちゃんの返事がいい。

まあ、一病息災にならなくても、もう59歳だ。
毎年、山の木の現場は引退すると言い続け、

それでも、
毎年山入りをしていたけれど、

そろそろ、引き時かなと思う。
雨の急傾斜は登れなくなっていたし、

帰ってくると、
使い物にならない日が続いていたし、

引き時を決めるにも、
理由が必要か。

来週は天気が回復しそうだから、
水分補給に気をつけて、

でも、飲みすぎるとトイレが困るわよ。
虫が多い時期だから、

虫除けスプーレーは頻回にかけてね。
軍手は多めに持った?

長靴は………
現場引退間近のおばさんの心配は尽きない。

あーなんか、さみしい…

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