日刊せみなりーBLOG
給料日・・・
更新日:2014/06/25
本日は給料日なり・・・
なぜか知らないけれど、
25日の給料日は多い。
当社も25日だ。
もっとも振り込みだから、
朝になると、
それぞれの銀行口座に給料はある。
明細書は、
前日若しくは当日の朝配る。
『今月分です~』または、『ご苦労様でした~』
と、渡す。
看護婦時代、明細書は、
引き出しに入っていた。
明細書が、
引き出しからちょこんと覗いていると、
あわててみたものだ。
まるで通知箋を見る感覚だった。
看護婦は、
残業代もさることながら、
夜勤手当が半端じゃなかったから、
(今月はいくらかしら?)
と、ワクワクした。
ただし、結婚が早かったから、
給料は生活費、
もうちょっと、独身を謳歌してから結婚をすればよかったと、
時たま、悔やんだ。
給料が現金で渡されていた時代は、
もっとワクワクした。
昼休み、会議室に経理の人たちが机を出して並んでいた。
サインでもして、
貰っていたのか覚えていないが、
お医者さんの給料袋が並はずれて分厚いのだけは、
覚えている。
すごいなあ~とみていたっけ。
ある日、先輩の独身婦長が、
『今月さあ、ずいぶん生活が苦しいと思っていたら、
昨日、部屋の掃除をしたら、
今月分の給料袋がソファーの下から、
手つかずで出てきたわ』
一か月分、まるまる残っていたらしい。
これは、詰所の看護婦全員が呆れてみた。
そのうち、
合理化ということで振り込みになった。
それからは、
分厚いお医者さんの給料袋をみることもなくなり、
友達の婦長は、
給料袋をなくすこともなくなった。
今、うちの会社の給料係りはむつみさんだ。
『明細書、奥さんにちゃんと見せてよ!』
苦笑いしている社員を見ながら、
たまに、現金で渡すのも悪くないかも・・
なんて、昔を思い出しながら思う。