『お届けもので〜す』
会社に今年一番のお中元が届いた。

昨日のことだ。
わ！もう、お中元の時期か？

ほとんど毎年、
同じ方から、一番乗りのお中元が届く。

そして、
毎年、わ！もう、お中元の時期か？

と思い、
当社のお中元選びを開始する。

『カボスのジュースだよ』
と言いつつ、

段ボールを開けていたら、
待ち兼ねたように、早起きO君が冷蔵庫に仕舞う。

『冷えたら飲んでね』

会社で頂いたお中元は、
社員みんなで頂くが、

昨日は、釧路組がいなかった。
まあ、たくさんあるから大丈夫！

そして、本日の夕方、
釧路組が帰ってきた。

『カボスジュースが冷えているよ』
『はーい』

『あ・おいしい』
『うん、美味しい』

どれどれ、私も頂こう。
うん、美味しい。

北海道にも夏が来て、

『むつみさん、冷房入れますよ。
部屋が暑すぎ！』

釧路から帰って来たラガーマンM君が、
私に言った。

『イエイエ、ちゃんと早起きO君に、
大丈夫？って聞いたのよ。

そしたら、大丈夫っていうから』
『むつみさん、俺は暑いって言っていたのに』

ホンワカH君が、
口をとんがらせて言った。

今年も始まった冷房闘争をチクチクしながら、
カボスジュースをゴクリ、

飲み終わった後は、
缶をゆすいで、資源回収袋へポン！

『わあ！いつの間にこんなに飲んだの？！』
袋の中は、

可愛いデザインの、
カボスジュースの缶でいっぱいだった。

さてさて、
うちの会社のお中元は何にしようかしら?

北海道のアイスにビールに日本酒か！
何はともあれ、

カボスジュースを下さったM社長！
ご馳走様でした！