『むつみさんには人生における悔いはないですか？』
と聞かれたら、

『悔いはないですかなんて、なんて後ろ向きな質問をするの？！』
と、言ってきた私。

『あのね、悔いは持たずに乗り越えるものよ』
と、偉そうだが、

それも、多くの場合、
周りの人たちの力を借りて、乗り越えた。

例えば、
悔いで上げれば絶対トップに来るであろう、

『高校時代、学業を放り投げたこと』
原因は失恋だが…

まあ、それは良しとして、

その結果、
でもしか看護婦になったけれど、

しっかり前向きに生き、
職業が変わっても、

その経験は生きている。
が、しかし、取り返せないのが勉強。

英語に数学、理科社会……
これらは、知らなくてもどうにかなるけれど、

困るのが国語だ。
何せ、文章は生活密着型だから、

お手紙、メールに仕事上の文章…
やれやれ…

高校時代は、
勉強放棄の真っ只中だったが、

生徒会長をやっていた。
なんかよくわからないけれど、

文章をよく作っていたが、
『おむっちゃん、助詞が違うわ』

と、
心の友によく指南をされていた。

お陰で、
今でも助詞にはうるさくなり、

自分で読み返す時も、
助詞は大丈夫かしら？と見直す。

だが、助詞以外は全く無知、
今朝も、中学校の理科の教師をしている三女が言った。

『お母さん、
形がないものをもつ時は、持つという漢字は使わないんだって』

例えば、
希望をもつ、愛情をもつ、期待をもつ、

悔いはもたずに…など。

わおお！知らなかった。
そうなの？

今まで、使っていた気がするわ。
ドキッ！

しかし、何ですなあ〜
後悔をしないあっけらかんの性格は、

恥ずかしくもなくブログを書き、
おまけに、Facebookに連動までさせて、

我が間違いを世間様に知らしめる。
何ということでしょう！

だ。
少しは、後悔し、国語の勉強に励まなければ…

と、思いつつ、
周りに誰か、国語に強い人はいないかしら？

と、探す前向きな私である。