日刊せみなりーBLOG
挑戦…
更新日:2014/08/04
夏休みに入り、
娘たちが帰ってきはじめた。
そして、
今日は一番目の孫が長野県伊那から、
一人でやって来る。
小学校6年生の男の子である。
去年、初めて一人でやって来た。
伊那からバスで名古屋まで3時間、
迷うために作られたような名古屋駅で名鉄に乗り換え、
中部空港まで一人で行った。
途中、
大雨で電車を降ろされたりハプニングもあったが、
とにかく、
一人で千歳空港に降り立った。
心配で、心配で仕方なかったが、
孫は自信に溢れたような誇らしげな笑顔だった。
今年は、
千歳空港から、我が家までも一人で来るそうだ。
これは、娘婿さんの教育方針である。
将来、世界中どこでも、
一人で行けるような人間になって欲しいからだそうだ。
初めはとても心配したけれど、
きっと大丈夫だと思う。
それは、去年のあの笑顔があったから。
寂しさや心細さを乗り越えて一人でやって来たという、
自信に溢れた笑顔。
自分で乗り越えない限り、絶対得られない自信である。
母親はどうしても過保護になりやすいが、
背中を押す父親がいて、
出来るのかも知れない。
これからの若者は、
地球の担い手だ。
婿さんの言うとおり、
何処にでも、一人で行ける
勇気と行動力を持った若者に育って欲しい。
携帯電話も持たず、
一人でやって来る孫、
今日は好物の手巻き寿司にしようかな。
もうすぐ、飛行機は千歳空港に着くはずだ。