日刊せみなりーBLOG
時の流れは…いい!
更新日:2014/08/09
昨日は、
業界のビール会だった。
総勢400名のビックな飲み会だ。
当社は、会社の福利厚生も兼ねて、
みんなで参加。
一定お腹がいっぱいになると、
あちらこちらで、名刺交換やらご挨拶が始まった。
うちの会社は、
ラガーマンM君とカッコマンH君が、
懐かしいお顔を探して、
ニコニコご挨拶に回っていた。
頼もしくなったものだと思うと同時に、
自分がこの場にいることに、
何ら抵抗感がないことにも、
驚いた。
この業界に入った時、
私は40歳だった。
看護の世界とは大違い、
営業の方達はおじさまばかりで、
入札に行っても目立たないようにしていた。
小さくなっていると、
声をかけてくださる他社の営業の方に助けられた。
毎年あるこのビール会にも参加したが、
居心地が悪く、一回の参加のみで、
後はシャイなO常務やモゴモゴN社長に振っていた。
そして、社内の仕事に徹し、
営業には、出なくなった。
だから今回は久しぶりの参加なのだが、
以前感じたような違和感が全くない。
この業界に馴染んだのかしら、
それとも、社員たちと大勢で来ているからかしら、
なんて考えていて気がついた。
周りが、圧倒的に年下か、
同世代なのだ。
年上の方達もおられるが、
せいぜいシャイなO常務の年代くらいだ。
年が味方して、
私を気楽にしてくれたのだ。
もちろん、
第二の人生の方々もおられたが、
何せ私が59歳、
ほとんど同い年みたいなもので、
そこに自分が存在しても、
違和感がないはずだ。
名刺を持って飛び回っているラガーマンM君や、
カッコマンH君を見ながら、
時代が進んでいることを実感した。
私は、
昔緊張して話したおじさま達の年代になり、
昔の若者は、
あの時の私の年齢になった。
ただ違うのは、
私は小さくなっていたけれど、
ラガーマンM君もカッコマンH君も、
元気にテーブルを回っていた。
そして、うちの会社のテーブルには、
若い社員たちが、明るい笑顔で座っていた。
何だか嬉しいビール会だった。
来年も、
そのまた来年も、ずっとずっとみんなで来よう…
と、思った。