日刊せみなりーBLOG

将来の話?でしょ…?

更新日:2014/09/19

高齢者の定義が変わる日が来るのかな?

昨日、成年後見人制度のお話をお聞きした。
お話をしてくださったのは、

支心会を立ち上げられた高橋行政書士、
『判断力が十分なうちに契約し、

判断力が不十分になった場合、あらかじめ用意していた契約に従い、
任意後見人が支援する制度です。』

支心会は、成年後見人制度のうち、
任意後見人制度の活動を主にされている。

難しい話をわかりやすくお聞きした。
今は、お子さんがいらっしゃる方も、

利用されるらしい。
ふうううん…

高橋さんは、
支心会を社団法人にした経緯について、

面白いことをおっしゃった。
『初めは、個人でお受けしていましたが、

ある日、依頼人の方から、
あなたと私は10歳くらいしか年が違わないけれど、

あなたが先に亡くなったらどうするの?
と言われたんです。』

折角、任意後見人契約をしたのに、
その後見人が先に、亡くなったら?

という事、高橋さんは52歳、

そうだわね!と思い、
若い行政書士さんとこの会を作ったという。

高橋さんは45歳で起業された知性と行動力の女性だから、
頼り甲斐があり、

私も将来お願いしようかと思ったけれど、
7歳しか違わないならダメかしら、

と考えていたが、
ふと、将来の話ではないのかもと思った。

私は、59歳、来年の3月で還暦だ。
あっという間に、65歳になるだろう。

高齢者の域だ。
もう一度、ふううううん…

これは真面目に、後見人制度を考えないといけないか?
と思う反面、

私も私の周りの女性たちも、
あと少しで高齢者と呼ばれるには、

あまりにも若い、
何か、違和感を覚えた。

確かに、地下鉄に乗ると、
『あの青い席にはいつから座れるのかしら』

と思うこともある。
生協の『シルバー5%引き』に、後半年!

と、心も踊るが、
それらは単に、得だわ、の心だ。

高齢者ね〜
昨日の参加者にその話をしたら、

全員頷いた。
『もっと、働きましょう!』

定年のない方ばかりの集まりだからか、
隠居する気はさらさらない。

『65歳で高齢者と言うのがおかしいんじゃない』
誰かが言った。

そうだわよ!みんなで笑ったけれど、
任意後見人制度の資料だけはしっかり持ち帰った。

若い心は大事だけれど、
備えあって憂いなし!

近い将来、高齢者の定義は絶対変わる!
と信じつつも、

揺れる59歳の心模様だった。

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