日刊せみなりーBLOG

気が早いかしら?

更新日:2014/10/04

自宅の郵便受けを開けたら、
【おせち料理】の案内が入っていた。

ここ数年、
デパートのおせちを買っている。

いつもは、
丸井さんから買っていたけれど、

今年は愛知県の長女宅でお正月を過ごしたので、
全国バージョンの三越に頼んだ。

もっとも、
丸井さんも三越も伊勢丹だから一緒だけれど。

さて、今年はどうしよう、
封筒をビリビリと開けた。

丸井さんと三越と二箇所から届いたパンフレットは微妙に違うが、
どれも、美味しそうだ。

北海道のお正月は、
元旦より年取りに重きをおく家が多いようだけど、

我が家は私の実家からの習慣で、
年取りも元旦も大判振る舞いだ。

実家の大晦日は、
お寿司やなんやかんやのご馳走を食べて、

紅白歌合戦を見つつ、
夜の11時を過ぎた頃に年越し蕎麦を食べる。

うちの実家はお蕎麦に限らず、
『私はラーメン!』

というわがままも効いた。
多分、父の嗜好だったのだろう。

みんなでワイワイ大騒ぎをしてお蕎麦やラーメンを食べ、
除夜の鐘がなると大きな声で、

『明けましておめでとうございます!』
と言い合い、また大騒ぎが始まる。

元旦は少し遅く始まるが、
父の元に集まり、

神棚からおろしたお屠蘇を頂きながら、
おせち料理やオードブルを頂く。

大人になってお酒が飲めるようになってからは、
元旦は一日中飲んでいた。

我が家の五人も押し掛けての、
この大晦日から元旦にかけての中川式お祭り騒ぎは、

父が亡くなるまで続いた。

父が亡くなった後は、
我が家でその縮小版が行われているが、

流石に、
二日間飲みっぱなしはなくなったかしら。

そして、
母は当たり前におせちを作っていたけれど、

私は、デパートで買う。
オードブルも、

娘や婿さんたちが好きなものを買ってくる。
手抜きだなあ。

それでも、
やっぱり家族が揃うのは嬉しい。

さて、
今年は洋風おせちにしてみようかしら。

お煮しめじゃなくておでんにして、
栗きんとんと黒豆はどうしよう…

おせち料理のパンフレットを見ていたら、
明日にでもお正月がくるような気になっちゃった。

いえいえ、
これから三ヶ月頑張って働かなくちゃあ、

気持ちよく今年を終えられるように、
と気を引き締めつつ、

早くに申し込まないと人気のおせちはなくなるわ!
心はすっかりお正月だ…

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