日刊せみなりーBLOG

釧路くしろ…くしろ…

更新日:2014/10/07

昨日の勉強会で、
席をご一緒したお二人は釧路と縁の深い方だった。

お一人は、釧路の有名回転寿しのD副社長、
もうひと方は、Y税理士先生だ。

お二人とも釧路出身で、
釧路談義に花が咲いた。

『うちのモゴモゴN社長は釧路湖陵出身で、
女性技術者のビベロYちゃんはは釧路高専出身なんですよ。

お仕事も、ずいぶん釧路管内をさせて頂いています。』
そんな話から、お菓子の話になった。

『釧路は、中々お菓子の有名店が育たなくて、
釧路人が一番好きなメーカーは柳月さんです。

帯広ですもんね。』
『私も、柳月好きですよ』は、Y先生。

しばし、柳月&六花亭談義が続いたあと、
『うちのビベロYちゃんは、

釧路に帰ると、ねこの卵を必ず買うんですって』
と言うと、D副社長が、

『ねこの卵の社長とは親しいんです』
嬉しそうに言った。

そして、『釧路はやっぱり厳しいですよ。
でも、今、釧路で洋菓子を広めようしている友人もいて、

頑張っているんですよ。』
D副社長は続けた。

Y先生も、頷いていた。

札幌ばかりを見ていると気がつかないが、
全道を回ると、

苦戦をしている地方都市はいっぱいある。
釧路もその一つだろう。

でも、釧路に限らず、
そこに暮らす方々は、諦めてはいない。

色んな事を試み、
経済の発展を模索している。

地方都市は、地場産業が支えだから。
『みなさん、札幌や東京に進出されていますけど、

うちは釧路に進出したいね。
なんて言っているんですよ。

釧路と縁が深いから。
でも、時代の流れとは逆行ですね。』

私が言うと、
D副社長もY先生も少し笑ったけれど、

そこには、そうなればいいなあ、
の思いも見受けられた。

霧が多くて夏でも寒いけれど、
9月の青空は素晴らしく、

その乾いた空気に、
気分もスッキリするし、

魚介類が美味しいのは当たり前だけど、
意外に野菜が美味しくてキャベツなんか、

ショリショリして、
千切りにしたら幾らでも食べられる。

昔は、漁獲高世界一を誇ったけれど、
今は、厳しい現実に、

負けるものかとは、肩意地張らず、
でも密かに、負けない…と歩む姿は、

興味を惹かれる。

土地土地が作る気質を感じつつ、
仕事が出来るのも、うちの仕事の面白さか。

でも、いつか、
モゴモゴN社長とビベロYちゃんのふるさと釧路に、

進出できたらいいなあと、
思った昨日だった。

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