日刊せみなりーBLOG

今年の思い出②

更新日:2014/12/30

今年は、社員みんなに迷惑をかけた一年だった。
3月に一病息災になり、現場に参加ができなくなった。

むつみさんは、
そんなに役に立つ訳でもないけれど、

猫の手も借りたい時に、
猫の手になれなかった。

それでも、
参加した7月末の美瑛の現場は、

ネズミの手くらいには役立っただろうか。
美瑛の昼ごはん、

暑いさなかに食べた流し素麺は最高だった。

お盆過ぎから、
仕事がどんどん忙しくなり、

夕方の軽食が開始されたけれど、
いつも生協の出来合では、飽きてしまう。

あれはいつ頃だったかしら。
むつみさん食堂簡単バージョンが、

復活した。
『豚汁でいいかい。』

から開始。
『わ!いい匂い!すき焼きかと思ったらビーフシチュー!』

と喜ばれたけれど、
実は、生協で牛肉が安売りだったのだ。

これまた、安い赤ワインを一本入れて煮込んだら、
『濃くがあるわ』

と、短期助っ人Iさんに褒められた。
野菜スープにウインナーを入れたら、

『美味い!』
少々お高いソーセージにして良かった。

うちのみんなは喜び上手、
作り甲斐があるというものだ。

それでも、今日あたりはケンタッキーにしてみるか?
と買って行った12月22日、

業務会議でみんなが話し合っていたのは、
夜食を食べて残業するか、

食べずに残業をするかだった。
『まあ、これを食べて話し合ったら?』

とケンタッキーを差し出したら、
『きゃはは、むつみさん、話し合いを聞いていたみたい』

結局、みんなで話し合い、
残業が長期化する時は今まで通り夜食を食べるけれど、

時間休みを入れるか否かは、
それぞれに任せることになったらしい。

どんなことでも、
おかしいと思ったら、みんなで話し合おう。

『軽食を作れるのも、
小さな会社だから。もっと大きくなったら、また、考えよう』

こんな話し合いも初めての事だった。

『この仕事は、
納期があるし、時期的な問題もあって、

残業は絶対あるから、
身体を壊さないようにみんなで頑張ろうね』

現場には中々参加できない一年間だったけれど、
知らない間に社員みんなが成長したと感じた年末だった。

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