日刊せみなりーBLOG

性差…

更新日:2015/01/04

2015年1月4日、
今日も札幌南区川沿は晴れ、

時折、ふわりふわりと雪が舞い、
冬であることをアピールする。

何とも、
岩見沢、石狩のみなさんには申し訳ないほどの、

雪の少なさである。
それでも、二日に少々積もった雪掻きに、

モゴモゴN社長は会社に行った。
ついでに、『全部のストーブをつけて温めてきて!』。

明日、みんなが出社してきた時に、
少しでも暖かいように。

小さな会社のせいか、
はたまた、モゴモゴN社長と私が夫婦のせいか、

何となくお父さんとお母さんのようになる。

昨年の目からウロコの学びの中に、
【性差】についてがあった。

私は今年の三月で還暦を迎える。
青春時代は、学生運動が少し下火になった頃だった。

それでも、ウーマンリブの名残も強く、
女性の地位向上、男女差別の撲滅に躍起となっていた。

確かに、
今より男女差別は歴然とあり、

闘いという言葉も必要な時代であった。
だから、というわけではないが私は、

『学校は男女共学が正しい道、世の中は男女しかいないのだから』
とずっと思い、娘たちも共学に通わせた。

でも、昨年の秋に理解した。
『性差は確実にあり、人間としての尊厳は一緒だけれど、

男女は全く違う動物で、
それぞれ、性別の感性を持っている』と。

そして、良い同性同士の中では、
男女とも、素敵に磨かれる事を。

これは、
中小企業の女性経営者の集まりで気が付いたのだが、

男性は男性社会の中で、
とうにやってきたことだ。

私は、中学校から女子校で看護学校に進み、
看護婦になったから、

ずっと女性の中で成長した。
まわりには、素敵な女性がいっぱいで、

いつも影響を受け、
磨いてもらっていたように思う。

現在でも、
『女性の部下はいらない』とか、

『女性の上司の下では働きたくない』と言う男性も多いと聞くが、
女性の部下を理解できなくて扱いに困ることや、

女性の上司には理解きない感覚的な事も、
そう思う原因にあるのではないかと思う。

ウーマンリブの時代から、
今は、性差を理解して共に進む時代に変わってきたようだが、

だからこそ、
同性の中で鍛えられることが大切なのだと思う。

少しの雪だけれど、
除雪をして明日を迎えようと思うモゴモゴN社長と、

部屋を温めておこうと思う私、
その感覚の違いを生かした会社経営が出来れば素敵だと思う。

2015年の目標の一つである。

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