日刊せみなりーBLOG

いい時間だったなあ…

更新日:2015/02/07

5日から始まった札幌雪まつり、
『凄い観光客ね!』となっているようだ。

それも、国内国外からいっぱい。
嬉しいなあ…と思いつつ、

昨日は室蘭に日帰り出張で、札幌駅に向かった。
(これは、指定席は無理ね。自由席も厳しそう)

そんな気がする札幌駅の混みようだったが、
ギリギリセーフでスーパー北斗に座ることが出来た。

やれやれ…と思っているうちに、
通路にも人が立ち始めた。

これが何とも申し訳なく落ち着かない。
お隣の女性は苫小牧で降りたので、

通路側に座っていた私は席を立ち、
通路に立っていた女性に、

『どちらまでですか?』と尋ねると『函館です』
と言われたので、

『では、窓際にどうぞ。私は室蘭で降りますので』
と、窓際の席に通した。

同年代か少し若いと思われるその女性は、
にっこりして窓際の席に座った。

すると、
女性は私に突然話しかけてこられた。

『室蘭にお家があるんですか』
『あ、いいえ、仕事です』

私が答えるとその女性は、
『私は娘のお産で行くんです。

陣痛が始まったら不安になったので来てくれと言われて…
初めての孫なんです。』

と話し始めた。『あなたは、お孫さんは?』
と聞かれたので、『6月に8人目が生まれるんです』

と答えると、『まあ!…』
そして、そこから私たち二人の会話は始まった。

苫小牧から東室蘭までだから、
30分ぐらいだろうか?

お隣の女性は娘さんの事や、
初めて一人でJRに乗ったことなど、

色々話されたが、
全く心に壁がない方というのか、

二人のお嬢様が素敵な女性に育ったことも、
推測されるような感じだった。

汽車が東室蘭に着き、
『改めて、おめでとうございます。お嬢様によろしく』

と、ご挨拶をすると、
『楽しかったです。』と明るい笑顔で、

言われた。
初めてお会いした方と、

短い時間のお話だったけれど、
何だか心がふんわりした。

知らない方と、
こんな感じで話が出来るようになったのも、

年齢のおかげかしら。

室蘭での仕事も、上出来で終わった。

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