日刊せみなりーBLOG
この道じゃあ、仕方ないか…
更新日:2015/02/10
冬の雨から一転し、寒波がやって来た。
道路は、坂のスケートリンク状態で、
毎日、命がけで歩いている。
こういう時は、遠くを見ながら歩けない。
足元を、足元だけを見て歩く。
一歩足を氷の上に乗せたら、
滑らないかを確認しながら体重をかける。
あ・大丈夫だ。
歩道が雪で高くなり、
そこが凍ったから、横断歩道を渡る前に、
その急斜面スケートリンクを、
無事降りなければならないが、
ぎゃ!ダメだ。
信号の押しボタンまでたどり着けない。
テカテカツルツル、
仕方が無いから信号は押さずに渡るが、
そろりそろりなので、
ぎゃあ!車が来た!
滑り止めの砂も埋まってしまい、
用をなさない。
あああああ…
命がけで生協へ。
人生、前を向いて顔をあげ、
しっかり歩こうとは思うけれど、
こんなに危ない道ではそうも行かないわ。
と独り言。
生協で買った荷物は左右に分けて、
バランスを取りながら歩かなきゃ。
歩幅は狭く、一歩一歩。
体重は前にかける方が転ばない。
これは、スキーやスケートと一緒だわ。
昔を思い出し、へっぴり腰で会社に戻る。
玄関の中に辿り着くまでは、
安心は出来ないと、
最後の一歩も慎重に!
あ・やっと着いた…
あーよっこらしょ!
おばさんと、
自分で言ってはいけないそうだが、
ツルツルテカテカのこの道では、
やっぱりおばさんになってしまう…
と、
ビーフシチューを作りながら思った次第。