日刊せみなりーBLOG
どうして私は、こうなのかしら…
更新日:2015/02/12
思い込みは、
思わぬ結果を呼ぶようだ。
本日は、
ホンワカH君のお手伝いで、
白石区川下というところに行った。
バス、地下鉄地下鉄、バスで行く。
ネットで地図も調べた。
時刻表も見た。
万全だ。
約束は午後の2時、昼食を地下鉄白石駅近くのロイホで食べて、
予定通りのバスに乗った。
降りるは、白石営業所前、
ただ一つ気になったのは、
向かう場所に行く道が、
なぜか停留所から途中で途切れていること。
うーん、地図が混みいるから、
書かなっかったのかしら?
まあいいか、営業所前なら街中でしょう。
バスは、知らない道をいっぱい通って川下に向かう。
よくわからない感じね。
月寒川を三回も渡ったわ。
どんな地形になっているのかしら。
と思いつつ着いた終点の白石営業所前は、
広い工業地帯だった。
大きな倉庫と雪原があった。
行きたい場所に道はなかった。
あの信号まで歩けば、行けるはず………
遠回りになったことを悔いながら、
テカテカツルツルの氷の上を歩き、
この辺にあるはずと向かった場所には、
全く違う会社があった。
約束の2時が過ぎ、慌てて電話をした。
『すみません。迷っていて…』
お相手が仰った場所は、
道が一本違い、かなり離れたところだった。
やばい…
タクシーが通る場所でもない。
仕方が無いから、営業所のバスの運転手さんに聞いた。
『すみません。ここに行きたいんですが…』
そこに行くバスはなかった。
親切な運転手さんが、
『歩こうと思えば歩けますから、
一番近くのバス停で降りますか?』
はい、そうします。
が、歩き出したら絶望的な気分になった。
目指す場所は、遥か彼方だ。
『すみません。歩いて行くので遅れます。』
お相手に電話を入れたら、
『バスで来られているんですか?!』
と驚かれた。
確かに、バスはあるけれど、
目的地に行くバスは、一時間に一本もなかった。
私は、倉庫群と雪原を見ながら、
ツルツルテカテカの道をそろりそろりと歩いた。
『私は力だ…病にも運命にも…すべてのことに打ち克つ力だ…』
覚えたての中村天風先生の句を口ずさんだ。
やばい、心が折れそうだ…
と思った時、タクシーが来た。
おおおおおお!!!奇跡的!
助かった…
約束の時間を45分も過ぎたが無事辿り着き、
タクシーに待っていてもらって、
帰途に着いた。
タクシーの運転手さんはたまたま休憩をとっていたらしい。
『普通は、ここには来ませんね。』
運が良かったと思うことにした。
ネットで確認した地図は間違ってはいなかったが、
私が思っていた位置では、なかった。
知らない場所を、
きっとこんな感じとアバウトに、
思い込んだのが間違いだった。
タクシーさん、ありがとう!だ。