仕事の向き不向きは絶対あるが、
頑張ればどうにかなる。

それが、私にとって事務仕事。
そして、事務仕事が得意な人は机の上が綺麗だというが。

先週のスキー旅行は、
『ご家族でどうぞ！』だったから、

穏やかO顧問は、
愛妻M子さんと一緒に参加した。

M子さんも初めてではないから、会話も弾む。
宿泊はコテージで自炊だから、

片付けもみんなでするが、
これがなんと、O顧問とM子さんがよく動く。

『夫は、片付かないのを一番嫌うんですよ』
ぎょっ！

『じゃあ、仕事机もそうだよね』
M子さんと穏やかO顧問は、

北海道職員時代の職場結婚だから、
M子さんは、穏やかO顧問の仕事ぶりも知っていた。

『そうですね。出しっ放しがダメですね』
ぎょっ！

『それじゃあ、私の机の上もストレスだわね』
M子さんは、苦笑いをした。

私は看護婦出身で、
今の仕事は38歳からパートで始めた。

最初は、
見よう見まねの簡単チェック、製本、

そのうち、庭木の調査もするようになり、
現場に行くことが多くなった。

門前の小僧なんとやらで、
補償も少しわかるようになってきた。

チェックは、
技術者が書いた図面や計算書を広げて、

写真とあっていないところはないか、
転記ミス、計算間違いがないかなどを見る。

もっと、上達すると、
積算方法の中身までチェックするようになる。

この当時から、
私は、机の上に書類は出しっぱなしであった。

『その方が、次の日、すぐに仕事にかかれるでしょ』
が、理由だったけれど、

チェックを社員に譲り、
経理総務をするようになっても、

私の机の上は綺麗にならない。
反対に、経理、総務、その他の仕事が増えるに比例して、

書類が積み上がる。
ニカ月に一回ほど、

全ての仕事を整理して、
ちょこっと綺麗になるがすぐに元の木阿弥だ。

因みに、
今の看護師さんは、知らないが、

昔の看護婦さんは自分の机は持たない。
だから、机にものは出しっぱなしにならないのだ。

あれ、やればできるということかしら?

なぜ、こんなことを書いているかといえば、
今、私の机の上は、、、、、、、、、

ああーきっと、
穏やかO顧問は、イライラしているだろうなあ。