日刊せみなりーBLOG
ものの、値段の摩訶不思議…
更新日:2015/03/28
うちの会社の仕事は、
ほぼ入札で頂く。
近頃は、金額だけでなく、
提案力や点数なども関係し、
安ければ良い時代は去りつつある。
が、いわゆる、小売商売とは金額設定には、違いがある。
だから、街を歩いていて、
色々なものの【値段】を見ると、
つくづく、
この【値段】って、不思議なものだと思うのだ。
例えば、私の大好きなカフェの走り、
大手のアフタヌンティーは、【三越店】と【大丸店】では、
明らかに、【値段】が違う。
大丸店が高いのだ。
そして、今日、
なだ万のお弁当も【値段】が違うことに、
気が付いた。
もちろん、大丸店が高い。
そうよね、きっと、
店賃が違うのね。
事は、わかる。
でも、わからないのは、
その高い大丸店のアフタヌンティーも、
なだ万も激混みだ、という事だ。
うちの会社の商売では、
考えられない。
だって、味は同じですぞ。
うちの会社でいえば、
点数も提案力も技術力も同じで、
入札金額が高い方が落札するようなものだ。
なのに、売れている。
今、地下で大通りと駅は繋がり、
大丸と三越は歩いてもすぐだ。
なのに、みなさんわざわざ高い方の店で買う。
おまけにお客様は、
1円でも安いものをスーパーで買っている女性、主婦層だ。
こんな不思議があるのだろうか?
店賃の高さを商品に転嫁しても売れる店、
それが大丸なのね。
と理解し、
アフタヌンティーに入ろうとしたが、
やっぱり、勿体無いようでやめた。
帰りには、夕食用になだ万のお弁当を娘の土産にしようと思ったが、
それも、勿体無くてやめた。
両店とも、黒山の人だかりであった。
物の値段と購買力、
これほど、難しいものはないのかも知れない。
やっぱり、今日も生協だわね。
因みに、私は少々高くとも、
生協で買う。
まあ、そういうことなのかしらね。