日刊せみなりーBLOG

時代の流れは…

更新日:2015/04/18

今日は、小樽日。
数年前から始めた小樽民家再生プロジェクトが、

少しずつ動き出し、
私の小樽通いも定期化した。

空は青空、小樽日和、
案の定、小樽行きエアポートは混んでいた。

それでも、海が見える席に座れてラッキー!
と、外を見ていたら、

アナウンスが流れてきた。

『ICカードは、
終着小樽までしかお使いになれません。

余市、倶知安、ニセコにお出での方は、
車掌より現金で、紙の切符をお買い求め下さい。』

ん?
面白いアナウンスだなあ…

と、思った。
ちょっと前までは、

切符は現金で買うものだったし、
切符は紙だった。

改めて、言うことではなかったのに、
あっという間に、ICカードが普及した。

かく言う私も、ICカードで乗車した。
ICカードは、お財布代わりにもなるから、

切符も買える。
なるほどね、

だから、
お断りのアナウンスが必要なのか。

時代の変化はすごいなあ。
と、変に感動した。

昨夜は、新人T君の歓迎会だったが、
二次会で行った所は、

監獄パブだった。
鉄格子?で囲まれた狭い席に座ると、

囚人服を着た店員さんが現れる。
パブの出入りも、

ガチャン!と言う鉄の扉を開けて入る。
誠に不思議なパブだった。

なんでも、今東京では、
この監獄パブが大流行りで、

椅子すらなくて、地べたに座ると言う。
びっくりだ。

自分の価値観では、
けしてあり得ないパブだけれど、

試験管に入ったリキュールや、
ビーカーで飲むワインも、

それなりに面白かった。

まあ、監獄パブは、
一時的な流行りものなのかも知れないけれど、

昨日はなかったものが、
今日は普通になる時代なのか。

ICカードで訪れた小樽で、
私が向かった先は、

古い民家と蔵を使った有名お蕎麦屋さん、
【藪半】さんだった。

風情ある佇まいに心が和む。

昨夜と今日と、
最新ものと歴史のものと、

その行ったり来たりが、
妙にワクワクするのが、面白い。

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