日刊せみなりーBLOG

この病院、いい!と思った瞬間でした(^^)

更新日:2015/04/30

本日は、健康診断日だ。
今年は、3回に分けて実施しているが、

本日は、40歳以上が対象で、
胃カメラ、胃バリュームはお好み、

私は、両方とも、ごめん被った。
何せ、カメラは尋常でなく、ゲーゲーだし、

バリュームも吐く私だから。
まあ、近頃は、

『がん検診は受けるな!』という著書も出る時代だから、
と、自らの選択に屁理屈を付けている。

なので、
健診の中で痛いのは採血だけだ。

血管が細いから、
採血が出来る場所は、

2箇所しかない。
どうぞ、一回で採れますように…

祈っていたが、
『あ、細いですね、』と看護師さん。

あーその角度だと深すぎる…
と思ったが、仕方なし。

針は、刺したまま、
あっちにいったり、こっちにいったり…

いわゆる探る動作と相成った。
あああ…

昔看護婦の私は、
若い看護師さんの気持ちもわかり、

もう一度、刺したくはないのよね。
でも、探られるくらいなら、

刺し直して欲しい…
と思って、針が動く肘関節を眺めていたら、

気持ちが通じたのだろうか、
『すみません、抜きますね。』

ありがたい、
でも、残りの1箇所はもっと、難しいのよ…

と思ったら、
若い看護師さんの後ろから、

『代わりましょうか?』
ベテランさんが顔を出した。

『うーん、細いですね。
少し、腕を下げていてください。』

と、工夫を加え、
『では、…』と、針をプチンと刺した。

残念ながら、一回だけは、
【探し】が、あったけれど、

試験管の中に、
血液は勢いよく流れていった。

『あら、元気がいいですね。
血管は細いけれど、よく流れていますよ。』

嬉しい言葉を、
ベテラン看護師さんから頂いた。

やった!体力は回復の兆しなり!

それにしても思うのだが、
昔は、若く採血の下手な時代は、

泣きながら、
何回も患者さんに針を刺したものだが、

今は、というかこの病院は、
すぐにベテランさんに代わる。

これは、とても良いことだ!

患者さんに迷惑はかけない。

失敗の経験が多かったら、
上手になるものではないのだ。

と、
絆創膏を貼られた左右の腕を眺めて、思った。

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