日刊せみなりーBLOG
健康の担い手は…
更新日:2015/05/03
今年は4月から健診が始まった。
小さい会社は、小さいなりに色々あり、
全員集合!で健診が受けられず、
今回は、若者を二回に分け、
人生のベテラン及び中年突入組を一緒にした。
健診前の取り決めは、
『健診結果を聞いておいてね。
特に、福島のお手伝い組は。』だ。
今年は、
合間を見て、福島に行く予定だが、
その条件は、
【健診で要検査となったものは、検査を受け、その結果を出す事】
あら、困ったわね。
メタボのホンワカH君は、
必ず、要検査になる。
『要検査になったら、検査の日を予約してきてね。』
私はいつになく、真剣に言った。
だって、福島の方々は、
調査を待っておられるのだ。
ホンワカH君も、いつになく真剣に言った。
『はい、予約します。』
健診日当日、
私は、自分の『全く問題ありません。』
という医師の言葉を聞いて、
次の予定に向かったが、
帰社後、
ホンワカH君が、満面の笑みで言った。
『むつみさん!体重が4キロも減っていて、
血液検査も正常でした!
お医者さんに、
何を努力されたのですか?と聞かれたのですが、
思い当たる節はないし、
でも、一応、食事に気をつけました。
と、言っておきました!』
ホンワカH君は、本当に嬉しそうだった。
毎年、一人だけ社会保険健診センターから、
『生活指導が受けられますが…』
と電話が来ていたホンワカH君、
その度に、むつみさんの嫌味に耐えていたが、
素晴らしい!
本当にどうしたことかしら?!
と思っていたら、
先日の余市行きの車の中で、
ホンワカH君が、言った。
『むつみさん、健診の話を妻のSにいったんですよ。
努力しなかったけれど、
メタボでなくなって、先生に褒められたって。
そしたら、Sが、
何言ってんのよ!私が、食事を気をつけていたのよ!
て、怒ってた。
はははははは…』
なんと、ホンワカH君の健康は、
愛妻Sちゃんのお陰だった。
現場以外はお弁当を欠かさず持ち、
残業でも、夜食を用意している愛妻Sちゃんは、
昨年の健診結果に、
きっと、頑張ろうと誓ったのだろう。
お弁当を毎日作るのは大変だ。
それも、健康を気遣って作るのは、
もっと大変。
素晴らしい愛情だ。
で、あーと反省をした。
私は、昨年の自分の一病息災後、
外食とコンビニだった食生活を、
出来るだけ手作りに変えた。
結果、夫の血液結果も正常になったが、
努力は自分のためだった。
そして、
元気になり色々忙しくなった近頃、
再び、
外食とコンビニが増えつつあったが、
自分のためじゃあ、いかんのよ。
そして、夫のためが大事なのね。
と、Sちゃんに教えて貰った。
食事を作る人は、
家族の健康を守っているのだ。
自覚と誇りを持たなくちゃあ、
60にして、
自覚をするのは恥ずかしいが、
知った時が前進の時、
私も、もう少し頑張ろうと思った次第。