日刊せみなりーBLOG

いい感じよ、フセン会議!

更新日:2015/06/01

先週の金曜日は、
社内会議の日だった。

今年から行っているのが、
《フセン会議》

詳しい説明は省略するが、
『これ、何が問題だと思う?』

社員それぞれが、3つずつフセンに書く。
次に上位3つを、投票で選び、

それぞれに、『どうしたらいいと思う?』
を、これまたフセンに書く。

ファシリテーターは、乗山先生。
先月の会議は失敗し、

ループにはまって、わーわーわー!
で、時間切れになったので、

先週は、『打ち合わせしましょ!』
と、乗山先生と私で事前打ち合わせをした。

やはり、なんでも準備が八分か。
会議は非常に効果的に終わり、

『そんじゃあ、担当者、管理者、期限を決めるよ!』
まで行った。

終業時間まで、
残り1時間を切っていた。

『自分の担当のところをちゃんとやってね』
むつみさんは、いつもの管理役、

どうも、詰め役があっているらしい。
帰り際、会議室をふと見たら、

早速、
ビベロYちゃんと気遣いU君が、

打ち合わせに入っていた。
担当は、各技術者の進捗状況の把握。

今まで、
何度となく挑戦してきたが、

いつも途中で、
『ダメだ!やりにくい!』

と、
全員が全員の進捗がわかる!

は、挫折をしてきた。
それを、今回は、『やり切るわよ!』

と、みんなで決めた。

このフセン会議の良いところは、
全員が意見を出して、

決定は多数決という所、
そして、担当者が作った案に対しては、

よほどのことがない限り、
否定はしない事だ。

そして、今朝、
ホワイトボードに、

【新進捗表】が張ってあった。
これも、フセンを使ったアナログ表だった。

『うちって、
アナログの方が、あっていると思うんです。』

担当者のビベロYちゃんが言った。
期限は、今週中だったから、

めっちゃ早い行動力。
みんなで、少し改善案が出され、

フセン式進捗表は、出来上がった。
後は、持続させる努力だ。

小さな組織は、
アナログはあっているかもしれない。

このフセン会議は、
地位、権力、声の大きさに関係しないのが、

良い所だが、
もう一つは、ハズレでも、

出た提案は、全否定はされない。
今回では、

『コミュニケーションをよくして、
情報共有をしよう!』

で、
出された『声がけをしよう!』が、

良い例で、
『フセンを貼るだけでなくて、声に出そうね』

なんて、
みんなで言い合っている。

良い成果品は、良いコミュニケーションから。
明るい職場は、良い成果品を作る土壌。

という事か。

さてさて、
残り先輩たちが担当している課題は、

ちゃんと進むのか、
むつみさんの管理は厳しいぞ…

と言いつつも、
言わずとも進む若者たちの行動力に、

心嬉しいむつみさんだ。

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