日刊せみなりーBLOG

神社の町?大垣市…

更新日:2015/06/05

急な不幸があり、
夫婦で岐阜に来た。

小さな会社の共働きは、
身内の冠婚葬祭では、

『すみませんが、2人で休みます。』
になるのが心苦しいが、

『ごめんね、お願いします!』
と、やって来た。

泊まったのは、大垣市。
岐阜市のすぐ近くだ。

なんでも、関ヶ原の戦いでは、
石田三成の陣となったらしい。

岐阜そのものが、
美濃の国斎藤道山のお膝元だから、

歴史が深い。
そして、和菓子も美味しい。

きっと、
茶道も盛んだからだわ。

と、勝手に思って、
ホテルの近くを散策していたら、

びっくりするほど、
神社が多かった。

お寺の多い町は時々見かけるが、
こんなに神社が多い町は初めてだった。

その殆どが、小さな神社。
一丁角に二つあるところもある。

散歩の中で、
4つお参りをした。

一番大き方のは、
八幡神社、で、神殿が大小二つ並び、

敷地内に他に3つ小さな神社があった。

欲張って、
もちろん全部をお参りした。

これだけ神様が集まっているのだから、
きっと、

チーム力のある神様たちに違いない!
と、

会社の団結力と商売繁盛を願った。

境内では、
信心深い地元の方々が丁寧に参拝をしていた。

うちの会社の創業者である私の父は、
世が世なら、神主さんになるはずだったので、

神社はなんとなく、
身近な感じがする。

だから、
仕事で【神社関係の調査】が取れると、

ワクワクする。
『御神木の移植が必要らしい!』

とかは、
いざ!という感じだ。

そう言えば、
大垣市の小さな神社でも必ず【木】が、

植えられていた。
裸の神社はないようだ。

木が持つ【気】が、重要なのだろう。

と、パンパン柏手!
を繰り返して歩いていたら、

古い大きな商店街に出た。

やっぱり、お店も古い。
そして、和菓子屋さんも多かった。

ん?『水饅頭発祥の地』
おお、なんと美味しそうな水饅頭よ。

水に浮かんだ水饅頭は、
一口でつるりと食べられそうだ。

急な冠婚葬祭で訪れた大垣市、
葬儀も北海道とはしきたりが違い、

そこにも歴史の違いを感じた。

今度は、
歴史散策で訪れたい町である。

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