日刊せみなりーBLOG

お願い!お日様!

更新日:2015/07/02

朝、
久しぶりにお日様を拝んだ。

私の父方の祖父母は、
神主の家系で、

父も敗戦がなければ神主になっており、
そのせいか、

神様にパンパン柏手は、
小さい頃からの習慣だったが、

ふと、祖父母は、
朝日にも、パンパン柏手を打っていたことを思い出し、

昨年から、
私も毎朝、『おはようございます!』パンパン柏手

を、始めた。
ところが、このリラ冷えは、

朝日を隠してしまい、
『だいたい、朝日はあの辺かしら』

と、
雲の中に向かって柏手を打つ日が続いていたが、

今日は、『太陽だ!』パンパン!!
嬉しかった。

どうして、
太陽はこんなにエネルギーをくれるのだろうか!

どうか、この調子で太陽さん、顔を見せてね!
と祈る気持ちだ。

だって、
北海道の稲作は、これからが大事な時だ。

私は赤井川村の農業青年から、
お米を買っているが、

彼が送ってくれたお米の中に、
お便りが入っていた。

『5月26日から6月2日にかけて27年産の田植えを行いました。
暖かく天気も晴れ順調にすすみました、

後半風が強くて植えるの少し苦労しましたが、
無事終えることが出来ました。

現在稲は田んぼに根付き10㎝位の苗が20㎝位に成長、
すくすく育っています。

……………
北海道の稲は7月上旬から7月20日頃まで、

寒さに弱い時期に突入します。
最低気温13℃以下の日が続くと花粉が作れず

十分実ってくれなくて
美味しいお米は出来ません。

一番緊張する時です。
皆さんに美味しいお米が届けられるよう

水管理を十分していきますね。』
農業青年の愛息子君が、

にっこり笑う写真とともに書かれたお便りを読みながら、
自然の中で、お米が育っているのを実感した。

だから、『お日様、
今日も照らしてくださってありがとうございます!』

と、
毎日、パンパン柏手を打つのかしら。と、思った。

久しぶりに拝んだ今日のお日様、
『お願いします!最低気温は13℃以上にしてください!』

パンパン!!
ちょっと、柏手に力がこもった…。

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