日刊せみなりーBLOG

懐かしのポンピラ温泉…

更新日:2015/07/10

大きな仕事で、
天塩町にみんなで行く事になった。

さて、どこに泊まる?
どれどれと、ネットをチェックし、

お宿に電話をしたが、
『生憎、その人数分は空いていません。』

そうよね、3泊だし…
と困っていたら、

穏やかO常務が言った。
『中川町でも、通えるんじゃない。』

穏やかO常務は、
留萌管内出身だから、

この辺りの土地勘はある。
グーグルで調べてみたら、

車で45分だ。
ちょっと、遠いけれど、

『そのくらいは大丈夫ですよ。』
と、みんなの合意が得られたので、

ポンピラ温泉に電話をした。
懐かしい!と思いながら。

あれは、いつの事だったろうか?
当時、お助けマンをしてくれていたI君が、

結婚をする事になり、
『出し物は、みんなでお笑いビデオを取ろう!』

と、
ラガーマンM君演出、出演者セミナリー若者軍団で、

色々な所に出かけてロケをした。
残業で寝る間もないほど忙しかったのに、

仲間の結婚式を盛り上げるため、
少ない寝る間をもっと削って、

ロケをした。
そのロケ場所の一つが、

中川町のポンピラ温泉だったのだ。
選ばれた理由は、

『現場だったから』
そして、ロケ地にふさわしく、

温泉は、プール付きだった。
うちの会社が、

初めてポンピラ温泉に泊まったのは、
30年近く前だった。

その当時は、昔の温泉で、
《長い道のりを越えて、見えてきたのは赤い裸電球だった》

そうだが、
その後、温泉は建て替えられ、

私が現場で訪れた時は、
プール付きの素敵な温泉になっていた。

嬉しいことに、
その後中川町の現場が続き、

若かった私は、
毎回、現場後は、みんなとプールで遊ぶ!

と言う【楽しい現場】になった。
部屋もツインやメゾネットで、

気分も豪華だった。

そのポンピラ温泉に電話をした。
『3泊で…………空いていますか』

ちょっと、人数も多いし、
3泊だし、とドキドキで待っていたら、

『3人一部屋ですが、よろしいですか?
空いています。二食付きで7000円です。』

ヤッホー!お願いします!
決まりである。

『ポンピラ温泉が取れたよ!』
電話を切って私が言うと、

ラガーマンM君が懐かしそうに、
『ビデオをとったけな』と言った。

『元気な人は、プールがあるから、
水着を持って行ったら?』

と言ったけれど、
若者たちはキョトンとしていた。

まあ、いいか、
でも、ホテルに着いたら、

きっと、
プールに入りたくなるわよ。

北海道の北の町、
中川町の公共の宿、ポンピラ温泉。

ファンになる事間違いなしだ。

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