日刊せみなりーBLOG

高速が伸びて…

更新日:2015/07/15

久しぶりに、釧路に来た。
高速が白糠まで延びてから、初めてだった。

『高速が延びたら、近くなった?』
運転手役のラガーマンM君に聞いてみた。

『どうでしょう、
自分もまだ一回くらいしか乗ってないから。』

と、
ラガーマンM君は言った。

札幌を出たのは、午後だ。
札幌南から高速に乗った。

昔では、考えられないことだが、
この後、ずーと高速、

『コンビニに寄ってから乗ればよかったね。』
と気が付いたのは、輪厚を過ぎてからだった。

『占冠で何か買うしかないですね。』
道東道は、サービスエリアもトイレも少ない。

ラジオは、
帯広で行われている日ハム戦を放送していた。

『長距離の昼間の運転中に、
日ハム戦を聞けるなんてラッキー!』

ラガーマンM君が言った。
私は、野球には興味がなかったが、

運転手にラジオ選択権があるので、
一緒に聞いていたが、

『面白い事を言う解説者だね、
おまけに、アナウンサーが熱い!』

解説者は、
屋外球場の帯広で、『自然を味方につけた』

と、言っていた。
砂埃のおかげで、勝ったらしい。

途中、占冠でコーヒーを買い、
トイレをした。

『この後、白糠までまっしぐらですよ。』

見慣れた十勝の高速を車は、
ゆっくりめに走っていた。

車内は、
むつみさんとラガーマンM君の、

『いかにして、良い会社にしていくか』
激論が交わされた。

『だからさあ、ラガーマンM君が、
口を挟みすぎなんだって!

もっと、任せないと…』
むつみさんは、運転をしていないので、

話に集中できるから、
議論は、むつみさんに有利だった。

『え〜俺、挟みすぎですか〜』
ラガーマンM君は、やや不満気味だったが、

社員全員が、
輝いて働ける会社にするにはと、

車の中は、
熱気がムンムンだった。

そして、
『わあ!帯広から白糠まであっという間だね!』

車は、釧路に入った。
遅い夕暮れだったけれど、

久しぶりの釧路は、
見慣れた落ち着く景色だった。

『やっぱり、高速が延びて、
かなり違う感じだね。』

車内の激論の所為か、
はたまた、高速が延びた所為か、

釧路が、
グンと近く感じられた。

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