日刊せみなりーBLOG
南宗谷で思ったよーん!
更新日:2015/07/22
このブログを初めて書いたのは、
2007年だった。
でも、2日で断念。
そして、再開したのは、2009年、
始めた時も、再開した時も、
テーマは、【この広い北海道の空の下】だった。
この仕事は、全道を回る。
広い広い北海道は、
心が『どうだ!この広さ!』と、
ついつい自慢したくなる心地よさだが、
反面、
『よくぞ、この地を切り開いた…』
と、
開拓された皆さんの苦労が偲ばれる事も多い。
そして、
調査で訪れた先先には、
明るい方達がいつも待っていた。
昨日から、
訪れている中川町や天塩も、
その広い空の下を感じたひとつだった。
『前に来たのは、いつだっけ?』
と言うくらい訪れたのは、
昔のことだったが、
その時の印象と今回の印象は少し違っていた。
これは、印象だから、
事実とは違うのだろうけれど、
昔の天塩は、
【厳しい北の大地の酪農地帯】
で、
(きっと、寒すぎるんだよね)
と、
私は、寂しい気分になった。
でも、
今回見る南宗谷の酪農地帯は、
(いいしょ!涼しいところの牛乳はうまいべさ!)
と、
言っているがのごとく、
元気に見えた。
多分、それは、
前回は、あちこちに、
朽ちかけたサイロが放置されてある景色だったのが、
今回は、その古いサイロの横に、
新しい倉庫が建っているせいだと思う。
十数年前、
離農される方々が多くて、
宗谷の酪農は、
危機だったのではないかしら、
と、私は勝手に想像した。
離農されて、新しい世界に入った方もおられれば、
離農した方々の土地を買ったり借りたりして、
農地を増やしてきた方々もおられる。
そんな多くの方々の力で、
【この広い北海道の空の下!】は、作られているのだ。
と、私は改めて思った。
うちの会社も、
この十数年で色々あったが、
あの時、
20代だった若者たちは40代に突入し、
会社を支える中心になり、
新たな20代が加わって、
新たな展開を見せている。
さあ、この広い北海道の空の下!
素晴らしい景色を作っているのは、
私たち【人の営み】なのだ!
と、北の大地に力を貰って、
頑張ろうかな…と、
心が、ふわわーんとなった南宗谷だった。