日刊せみなりーBLOG
まちづくりの一歩にするわよおお!
更新日:2015/08/19
私は、三年前、
小樽を愛する!という一点だけで集まった仲間と、
NPO法人小樽民家再生プロジェクトを立ち上げた。
小樽の宝は、明治から現在まで連続的に続く建物である。
その時代が混在したような風景は、
小樽の山や海、人々と相まって、
不思議に心が安まる場となっている。
だから、
この建物群を残すための、
マッチング活動を始めたのだ。
建物を残すためには、
維持費を生み出せる活用が必要だが、
『古さそのものがかけがえのない価値』にいち早く気がつき、
すでに、活用されている方々がおられる。
ならば、
その活用例のコンテストを開こうじゃないか!
となった。
小樽市の補助金も頂けた。
調査は、
小樽の仲間たちが仕事の合間に、
必死に行った。
有名店から、あら?!ここどこ?
いってみた~い!の店まで、
81件の調査が出来た。
それが、小さいけれどパネルになった。
審査員は、市民、観光客、etc.のほか、
小樽商科大学の先生、歴史的建造物の専門の先生、
そして、雑誌スロウの社長・・
本当は200件を越す活用事例があったが、
時間が足りなくて、調査ができなかった。
出来なかった調査は、
来年も続ける予定だ。
これからの、まちづくりは、
まちを愛する地元の人々とよそ者が、
一つになって、
まちの宝を見つけ出し、
その宝を、
広げる行動から始まると思う。
このコンテストはその一歩だ。
時は9月13日、場所は小樽運河プラザ、
どうか、81件の活用例をご覧下さい!
むくむくと、
まちづくりの希望がわいてくるコンテストだ。