日刊せみなりーBLOG
新米の季節が近い!
更新日:2015/08/30
北海道のお米は、
美味しくなった。
昔、私が子供の頃、
母は、行事があると、
『岡山のばら寿司』を作ってくれたが、
『内地米で作ったから美味しいよ!』
と言うくらい、
【内地米】【道内米】の味の差は大きかった。
きららが出来た頃から、
少しずつ、改良されてきたが、
まだまだ、だった。
それが、
あれよあれよ、、、と言う間に、
『北海道のお米の方が美味しい!』
と、
本州に住む娘たちが言うほどに、
なった。
我が家では、贅沢に、【ゆめぴりか】
を、食べているが、
農家直売だから、
生協で買うより、
安くて美味しい。
その我が家のお米は、赤井川村産だが、
それぞれに、(贔屓の産直米)を食べている友人も多い。
そして、
仕事で調査に伺う農家さんでも、
積極的に、
この産直をされているところも出てきた。
その、新しい農業と販売、を試みているのは、
60代前後の方々から、
その息子さんの年代だ。
中には、加工も手がけ出した人たちもいる。
素晴らしい前進だと思う。
で、今月も赤井川村石川農園に、
電話をした。
『ごめーん!お米が切れそうなの!
大至急送って!』
いつもの、
わがままむつみさんである。
『わかりました!明日の朝にはお届けします!』
と答えてくれた石川君からのお米には、
小さなお便りが入っていた。
【田んぼの様子27年8月下旬編】
そこには、
穂を垂れ始めた写真とともに、
次の言葉が書かれていた。
《沢山の心配をして育てた27年度産のお米、
ようやくちょっと一安心です。
「米は袋にいれるまで何があるかわからんぞ!」が父の口癖。
期待はせず、台風が来ないことをお祈りし、
9月末の稲刈りまでじっと待ちます。》
お米の品種が改良され、
農業が経営の視点で捉えられるようになっても、
【お天道様、自然からの恵】には、
変わりはない。
私も、お祈りしながら、
新米をまたなくちゃあ…
と、
穂を垂れる稲穂の写真を見ながら、
頭を垂れてみた。