日刊せみなりーBLOG
苦戦中…
更新日:2015/09/03
時々、
測量会社の方々と一緒に、
仕事をする事がある。
測量会社の方々が、
測量の杭をうち、
それを待って、
私たちが現場に入るからだ。
もっとも、
測量会社の皆さんは杭を打った後、
図面を作り役所に納めて、
それを私たちが頂き…の順番だから、
『杭、入りましたあ!』
『ありがとうございます!』
と、
その場でのやりとりはないが、
道路や河など工事場所は大きいので、
お向かい同士で、
『ごくろうさまですう』
と、会話を交わす。
で、その時、
大きな重い測量機械を担ぎ、
長い杭を何本も担ぎ、
杭を打ち込むための大きな木槌を、
これまた担ぎ、
もう一つ、
地点を決める鏡付きのボッコも担ぎ、
担ぎ担ぎで、
道無き道を、山や川を歩く姿を見かけるのだ。
測量士と言う難しい資格をお持ちの皆様だが、
まさに、
男の仕事とお見受けする。
たまに、女性の方もおられるが、
すごいなあ、と感心する。
もっとも、
うちの仕事も年に何回か、いや結構、
道無き道を、切り開き、
自分の背丈を超える笹や草をかき分け、
調査をする時がある。
いわゆる、【山の木の調査】だ。
建築の勉強をした若者や、
法律の勉強をした若者が、
『いくぞお!』の先輩の掛け声のもと、
草、虫、斜面、沼地、熊、、、、、
などなどの困難と闘い、
肉体を酷使し、
調査場所に向かう。
その時、建築の知識も法律の知識も、
必要がない。
必要なのは、体力気力のみ………
所謂、
【体育会系知性派的お仕事】である。
なので、、、、、
新人学生さんに、
『ぜひ!我が社へ!』と言うが、
体育会系知性派の学生さんは少ないらしく、
今年は新人確保に苦戦中。
他人の芝生は青く見えるのか、
『測量屋さんの方が、仕事がはっきりしているから、
新人さんを見つけやすいよね。』
なんて、羨んだりする。
が、『羨んでも前進はないわよ!』
と、再び、合同企業説明会に参加する事にした。
もし、お近くに、
体育会系知性派の学生さんがおられたら、
ぜひご一報を!…である。