日刊せみなりーBLOG

花卉栽培って、知ってる?

更新日:2015/09/07

うちの会社のお仕事は、
色々な業種の皆さんのお仕事を、

知る事が出来て面白い。
それは、調査に伺う所が色々だからだ。

床屋さん、魚屋さんから、
スーパー、病院、お寺に神社、

工場、プラント、酪農、漁業、
農業は、果樹からアスパラ、ネギ、ほうれん草………

様々な作物を育てておられるから、
私は、ハウスを覗くのも楽しいのだが、

この仕事に入って、
初めて知った農業もあった。

それは、
【花卉栽培】の農家さんだ。

あれは、もう20年位前だろうか、
調査で伺った先が、

《カサブランカ》という、
高級な百合を作っておられたのだ。

その時、
【花卉栽培】という言葉も知った。

北海道は、雪もあり、
気温も低いから温度管理が大変らしい。

その後、道南でも、
花卉栽培の農家さんの調査に伺った。

そこでは、
結婚式に使われる花を栽培していた。

考えてみれば、
お花屋さんの店頭に並んでいる花は、

どこかで、作られている花だ。
まさか、野山に咲く花を、

刈ってきている訳がないのだから、
花を作っている農家さんがいて当たり前なのだ。

でも、気がつかないって、
そういう事なのね。

と思っていたら、
先日、その花卉栽培農家さんが集まって、

団体を作っていることを知った。
『北海道の花を使って欲しくて、活動をしています。』

事務局の方が仰った。
そして、その時私は、

これまた初めて、
店頭に並ぶ花の多くは、

輸入品である事を知った。
『切り花が輸入されてくるんですか?!』

驚きだった。
腐らない化学薬品を吸わせて来るらしい。

まさに、
へええええ!!!!だった。

今の八百屋さんでは、
⚪️⚪️産表示は当たり前だけれど、

花屋さんでは、
当別産カサブランカ…なんて言う表示、

見た事もない。

安い輸入物に押されて、
北海道の花卉栽培農家さんは大変らしいが、

その事務局の方のお話をお聞きしながら、
近い将来、野菜やお米のように、

新鮮で安い《花》の直売が、
普通になるような気がした。

そうしたら、
我が家でも、我が社でも、

花を毎日眺めていられるぞ、
『今日の花は、全て、北海道で栽培されたのよ!』

【あい らぶ ほっかいどう 】
応援できることは、まだまだありそうだ。

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