日刊せみなりーBLOG

自分の事って、わからないものね…

更新日:2015/09/09

うちの会社は、
老若男女、総勢14名のこじんまり企業だ。

でも、
その一人一人の個性は様々で、

一人、仲間が増えるごと、
素敵な仕事空間になっていっていると、

思っているが、
当たり前に、自分もその一人なので、

いい意味でも、
悪い意味でも、

その空間作りに影響を与えていることを、
先日、認識した。

私は、7年前、
【同友会大学】と言う、

大変濃い、
経営者の勉強会に参加していた。

その勉強会は、
大学の教授や奥深い経営者の方々の講義で成り立っており、

レポート提出も本格的で、
私は毎回、胸を高鳴らせて参加をしていたが、

先日、
その講義をしてくださったI社長と、

久しぶりにお会いしたのだ。
話は自然とその勉強会の話になった。

I社長は、
『中野さんは、ずば抜けて光っていましたよ。

席は後ろの方だったと思いますが、
他の方々とは、

全く違っていました。
凄いオーラでしたよ。

でも、今日、お会いして、
良い意味で、そのオーラが消えていました。

あれだけ、オーラを出すと、
周りからの反発も出るでしょう。

今の方が、いいですよ。』
と、言われた。

私は、
そのオーラの意味はわからなかったけれど、

その勉強会から、
現在までの出来事が瞬時に思い出された。

I社長は、
『まるく柔らかくなりましたね。』

と続けて言われた。
びっくりした。

え?だって、私、
柔らかかったですよ、ずーと。

と言いそうになったが、
やめた。

いや、柔らかくはなかったのだ。
太陽だって、

眩しすぎる日の出は、
見ていられなくて、

クラクラする事があるではないか、
でも、夕日の明るさは、

ずーと見て要られて、
沈むのに、勇気を貰える。

そういう事か………
と、納得した。

家に帰り、
老眼鏡をかけたまま、

鏡を見たら、

あら、
いつの間に、

こんなに小じわが出来たのかしら、
と思った目は、

確かに、
少し垂れ下がり、

優しくなっている気もした。

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