日刊せみなりーBLOG

市民がつくるまちづくり!

更新日:2015/09/13

うちの会社の仕事は、
大きく くくると、

街づくりや国づくりのお手伝いだ。
そして、お客様は、国や自治体になるが、

三年前、
『市民がつくる まちづくりをやってみよう!』

と、小樽で始めた活動がある。
【小樽民家再生プロジェクト】だ。

小樽の宝は、
明治から現在まで、

その当時の建築様式の建物が、
連続的に存在することだが、

その建物を活用することで、
維持し、

小樽の街づくりの活力にしようと、

『どなたか この家をお使い頂けませんか?』
という方と、

『古い建物を小樽で探しているんですけど』
という方をマッチングさせる活動をしている。

今回、その活動の一貫として、
現在すでに活用されている方たちを取材し、

パネル化して、
コンテストを行う事にした。

もちろん、
コンテストそのものが目的ではない。

目的は、
市民を含むすべての方々に、

【小樽の宝】を広めることだ。
本日は、そのコンテスト当日、

昨日まで、ホームページでの投票が行われ、
今日の紙投票と合わせて、表彰を行うが、

ホームページでは、
激励の言葉を多数頂いた。

その中に、
『このような活動が、全道で行われることを望みます。』

と言う言葉があった。
私も、そう、思う。

それぞれの町には、
それぞれの歴史があり、【宝】がある。

でも、
気が付いていない方が多いのでは、

ないだろうか?
願えば、叶う と言われているが、

私は4年前、
小樽の古い事務所の二階から外を見て、

この活動をしようと思い立った。
それから、仲間を探し、

ほとんど知らない人たちで、
この活動を始めた。

今、少しずつではあるが成果が出始め、
そして、今日のコンテストで、

大きく前進する予感がする。
そして、思うのだ。

私は、何かの力に押されて あの時、
動き出したのではないか、

私がした事は、
大きなうねりをつくる仲間たちを、

集めた事だったのだ。
後のことは、その仲間たちの力だ。

うちの町、どうにかしたい…
と思ったら、

まずは、内外から仲間を集める。
色々起こるけれど、

とにかく進む。
そうしないと、【町の宝】は光らない。

全道の、
自分の町を愛する方達に、

あんな風にしたら、
うまく行くんだね!と勇気を与えられるように、

頑張りたいと思う。

これからの町づくりは、
『民が官を引っ張る時代なの!』

と胸を張って言えるような
活動にしたい。と思う。

『こんなに活用事例があったなんて、
感動しました。』

コンテストに来てくれた方たちから、
勇気を貰い、

また、頑張ろう、、、
まちづくりの主役は、市民である。

記事一覧