日刊せみなりーBLOG
ツリバナ、マユミ、ニシキギ、コマユミ?!
更新日:2015/09/22
朝、Facebookを見ていたら、
ご自分のお庭を写されている方がいた。
ツリバナが弾けていた。
植物に全く興味がない私が、
今の仕事を始めて、
担当になったのは、
庭木の調査からだった。
ええ!!
出来ないよ!だって、興味がないんだよ!
と叫んだが、
その当時、庭木の調査を担当していた姉が、
『大丈夫、覚えられる!』
と強気で、
仕方なしに、
私は渋々始めたのだったが、
その時、覚えやすかったのが、
このツリバナである。
葉っぱだけの時も、
対生でわりかし、わかりやすい上、
ツリバナには、
5列に分かれる吊り下げられたような花が咲く。
ちなみに、4列ならば、
マユミだ。
可愛いツリバナの花は、
5つに弾けて、
中から、小さな実が出るが、
一つ一つの花は、
豪華ではない。
でも、
一斉にぷらぷら下がる赤い花の姿も、
それらがまた、一斉に弾ける姿も、
可愛いのだ。
まあ、
とにかくわかりやすいということで、
調査する庭にこのツリバナがあると、
私は喜んだ。
わかりやすいといえば、
ニシキギもわかりやすい。
ツリバナもニシキギの仲間だが、
ニシキギには、枝にコルク質の翼がある。
花は地味だが、
秋になると葉っぱが真っ赤になって、
美しい。
コマユミと言う仲間も、
真っ赤に紅葉し、
ニシキギに似ているけれど、
コルク質がないからすぐわかる。
仕事って、
本当に不思議だ。
全く興味がない物でも、
必死になるうちにわかるようになる。
ただし、
植物が大好きな姉には、
やっぱり、叶わない。
と思いつつも、
この仕事に入り、
少しでも植物がわかるようになったことで、
人生が、
豊かになったような気もしている。