日刊せみなりーBLOG

サイン時代に、なるのかなあ…

更新日:2015/10/05

うちの会社の携帯は、
ずっと、auだ。

携帯電話の出始めの頃、
色々使ってみたが、

auが、
一番繋がりやすい事が判明。

なにせ、
全道くまなくご要望があれば、

馳せ参じまする!
の当社だから、

『こんなところでも、auは繋がります!』
が、嬉しい。

で、今年は、
会社用iPadやスマホも増やしたのだが、

契約時、『あ!印鑑を忘れた!』
だったのだが、

なんと、
『お客様、サインで結構です』

と言われたのだ。
『え?!印鑑が必要ないの?』

と聞くと、
auの担当者曰く、

『はい、印鑑ではなく、
ご本人様のサインが重要です。』

とのこと、
会社の実印より、

モゴモゴN社長の直筆サインの方が、
確実だと言う。

まあ、国際社会は、
そうらしいから、と、

半信半疑で納得した。

確かに、
銀行印がアメリカにあるとは思えないから、

みなさん、サインなのよね…
と、

パスポートを使ったことがない非国際人の私は、
サイン一本に不安が隠せない。

でも、私だけでなく、
日本人にとって、

印鑑は特別の意味を持つと思う。
実印、銀行印、契約印、に認印。

この契約印と言うのは、
多分、官公庁の仕事をしている会社しか、

使わないと思うが、
会社の実印の代わりに予め、役所に届け出ている印鑑だ。

だから、
私は孫が生まれると、

印鑑をプレゼントしてきた。
『これで、通帳を作ってね。』

それも、苗字ではなく、
名前の…。

『実印は、大きくなったら自分で作ったらいいよ。』
と、男の子の孫でも、

名前だけの印鑑にした。
でも、

もしかしたら、
そんなに遠くない将来、

『むばあばから貰った印鑑、何に使う?』
の時代になるかも知れない。

と思いつつ、
今週、6月に生まれた8番孫の印鑑を、

やっと作りに行く予定だ。

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