日刊せみなりーBLOG
過保護ママ!?
更新日:2015/10/07
過保護ママという言葉は、
多分、私が若い頃登場したと思う。
自分は、
過保護ママにはならないと、
思っていたが、
よく考えると、
私自身が、
両親の【過保護下】に育った傾向が強く、
共働きの子育ても、
それはそれは、両親の世話になった。
『運動会のゼッケン、明日までだよ!』
の孫娘の話に、
私の両親は、
さらしで、ビックリするほどの、
ゼッケンを作ってくれた。
教科書をなくすという、
これまた、
びっくりをしでかした孫娘のために、
私の両親は、
教科書を借りてコピーし製本までしてくれた。
だから、うちの娘たちは、
『たあちゃん、おじいちゃん』と、
私の両親を慕い続けているが、
『ママは、放任主義だよね』
と、私に対しては、
【過保護ママ】を否定している。
しかし、実は昔、
私にも、過保護ママの片鱗があった。
あれは、長女が高校に進学し、
お弁当を忘れた時の事だ。
私は、長女のお昼が心配で、
高校に電話をかけた。
『娘がお弁当を忘れて…』
電話口で、先生は呆れていた。
恥ずかしい…
そして、
昨日、私は、
【共同求人合同説明会】を主催する同友会に、
電話をかけた。
『明日の説明会に、
私は朝からは行けなくなりました。
慣れた社員も行けないので、
すみませんが、よろしくお願いします!』
と。
電話に出られた担当者のKさんは、
ちょっと返答に困ったように、
『何か、ご不明な点がございましたら、
何なりとお聞きください。』
と仰った。
電話を切ってから、
私は、
長女のお弁当の事を思い出した。
やれやれ、
過保護な経営者だと思われたな。
いや、過保護だ。
先ほど、LINEで、
一回目の説明会の様子が送られてきた。
残念ながら、
学生さんは少なくて、
ブースにはうちの社員しかいなかったが、
ブースは、よく出来ていた。
なんの心配もいらなかった。
あーむつみさんは過保護だ。
なんだか、
恥ずかしいのか嬉しいのか、
顔が自然にほころんだ。