日刊せみなりーBLOG

福島へ…

更新日:2015/10/12

今朝、早く、
モゴモゴN社長こと夫が、

福島県いわき市に旅立った。
補償調査のためだ。

うちの会社の仕事は、
関係者以外よくわからない仕事だが、

福島の復興とは深く関わり、
全国から、調査に出向いているが、

もともと、
ほとんどの方が知らないニッチな仕事で、

必須資格の、
【補償業務管理士】保有者は、

全国で、7700人ちょいだ。
当たり前に、その資格者たちは、

それぞれの地域で仕事をしており、
中々、思うように福島に赴くことが出来ないのが、

実情だ。
そこで、北海道支部では、

同業他社でチームを組むことにした。
今回は、4社でチーム組み、

当社からは、
モゴモゴN社長が行く。

こー言っちゃあ手前味噌だが、
モゴモゴN社長は、

十分現場で使える技術者だ。
うちの会社の社風では、

役職年齢性差に関係なく、
『わ!人が足りねえ!』

となれば、
現場に連れて行かれるので、

お陰様で、
偉くなっても、年を取っても、

役に立つ技術者でいられる。
なんとも、素晴らしい社風だ。

モゴモゴN社長は、
『補償コンサルタント協会北海道支部の支部長として、

総合補償士の技術者として、
行ってきます!』

と、
作業服やらスケールやら、画板やらを抱えて、

1週間分の下着とともに、
旅だったのだが、

でも、いつになく緊張していたのは、
大きな任務だから、

だけではない。

それは、この業界としては異例の、
4社合同現場だからだ。

『誰が、リーダーをするの?』
昨日の夜、気になっていた事を聞いてみた。

『E社のS部長に頼んだ。』
あ、それはいいわ。

さすが、
モゴモゴN社長の選択は素敵!

と、これまた、
手前味噌に思ったが、

年齢、役職、技術歴の全く違う4人のリーダーには、
もってこいの方だった。

今朝、重たいトランクを持ち、
出かけていった夫を見送ったが、

調査をするのは、
【20㎞圏内】だ。

少しでも早く、
被災された方々が、

前に進めるように、
少しでも力になれるように、

『まず、俺がいく。』
と出かけたモゴモゴN社長、

留守は、社員みんなが守るから!

と、
久しぶりに、

胸が熱くなった見送りだった。

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