日刊せみなりーBLOG

一緒に食べよ!

更新日:2015/10/14

近頃は、
秋祭りより、【ハロウィン】が主役のようだ。

『ねえ、ハロウィンって何?』
『アメリカの秋祭りじゃない』

そうか、一応秋祭りなのね。
と、娘の説明に納得したが、

娘たちは、
それぞれにパーティを開き、

友人たちやその子供たちと、
仮装したり、一品持ち寄りをしたりで、

楽しんでいる。

そんな娘たちを見るにつけ、
『私に似なくて良かった』と、

思うことがある。
それは、人見知りだ。

私は、子どもの頃から大の人見知り、
おまけに、成長が遅く、

同じ年の子が出来ることが、
全く出来なかったので、

外で、友だちと遊ぶ事は少なかった。
中学生くらいになると、

人見知りを隠す事を覚えたが、
それでも、知らない人の輪に入るのは苦手だった。

それは、大人になっても同じで、
いわゆる、【内弁慶】、

なので、夫は、
誰とでも、仲良くなれる人を選んだ。

うちの会社は、
現場出張の夕食は、【みんなで食べる】

例えば、
宿に夕食がなく、近くに食堂もない時、

みんなでコンビニで夕食を買うが、
食べる時は、みんな一緒、

飲みながら食べながら笑いながら、
そして、テレビのチャンネル権を争いながら、

食べる。
この習慣を作ったのは、

モゴモゴN社長だ。
実は、私は、一人で部屋で食べたい派。

でも、
仕方なしに付き合ううちに、

それはそれで楽しくなった。
でも、自分の心の自由にしておくと、

どんどん内向的に戻る。
だって、その方が落ち着くから。

『時間外なんだから、
個人の自由でいいんじゃないですか』

という考え方も聞くが、
『同じ釜の飯を食う』事も、

辛い仕事を集団でする時は必要だから、
『現場の夕食はみんなで、食うべ』

は、曲げていない。

昨年、一病息災になった私は、
現場を少し選んでいる。

だから、
『同じ釜の飯を食う』事が減った。

なんだか、寂しい。
人見知りが強くても、

一人が気楽でも、
仲間と一緒に笑うのは、

仲間と一緒に食べるのは、
やっぱり心がふんわりするから、

うちの会社のこの社風は、
なくしちゃあいけないなあと、

昨夜、
一人夕食をしながら思ったむつみさんだ。

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